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タバコが与える妊娠への影響って?

妊娠はとても喜ばれることですが、その分責任も伴うものです。ですが、妊娠や出産に対する意識が高まる世代でもある、20代の喫煙率は未だに高く問題視されています。妊婦さんの喫煙は、赤ちゃんの命にかかわるほどの悪影響を与えます😯妊娠中のタバコは胎盤に悪影響を与えて赤ちゃんの発育異常、早産、突然死まで引き起こす可能性があるからです。そんなタバコが、妊婦さんや赤ちゃんにどのような影響を与えるのか、さらに詳しく見ていきましょう。


妊娠中の喫煙は絶対にNG!

🪴小さな赤ちゃんが生まれてしまうかも

タバコはお腹の赤ちゃんにさまざまな影響を与えます。ご存知だと思いますが、タバコには多くの有害物質が含まれています。ニコチンをはじめ一酸化炭素、カドミウム以外にもニトロソアミン、ベンツピレン、シアン化水素などが含まれており、特にニコチンは末梢血管を収縮させ、手足が冷たくなりやすいため、脳血栓や心不全などが生じる可能性があります。つわりで水分が足りない妊婦さんの血液🩸が固まり、赤ちゃんに送り届けないといけない血液量をも減少させ、発育を遅らせたり、栄養不足となってしまい赤ちゃんが小さく生まれてしまいます。


🪴妊娠する前から禁煙することが大切

タバコは妊婦に限らず、健康に害を及ぼします。2018年の資料によりますと妊娠を望む女性の喫煙率は20代の女性は6.6%、30代の女性は11.1%にも及び決して低くありません。さらに、喫煙は不妊と異所性妊娠になる原因にもなります。つらいかもしれませんが、自身と将来授かる赤ちゃんのためにも妊娠を望むのであれば、妊娠前からタバコは止めた方が良いでしょう🚭


受動喫煙を防ぐためには

🪴実は危険な受動喫煙

妊婦さんがタバコを吸わなくても周りの家族がタバコを吸っていると、受動喫煙の危険があります。タバコの煙には喫煙者が吸い込む主流煙とタバコの先端部分から出てくる副流煙があります。直接タバコを吸う方は有害物質💀をフィルターで通しますが、受動喫煙者は副流煙をフィルターで通さず吸ってしまうので、その分有害物質も多く妊婦さんに大きな危険をもたらしてしまう原因にもなります。


🪴妊娠中は家族や周りの協力も大切

もし、家族の中で喫煙者がいるなら、妊婦さんはもちろん赤ちゃんにも受動喫煙により危険が及んでしまいます。ですので、妊娠が分かった時点で禁煙をするように心がけましょう 。また、長い間喫煙してきた人だと「ニコチン依存症」の可能性もあり、すぐにタバコを断ち切ることは難しいかもしれません。しかし、受動喫煙の影響を受けてしまうことで、口唇口蓋裂や腹壁欠損など、赤ちゃんが奇形で生まれる可能性があることを忘れないでください。妊娠中は妊婦さんだけでなく、家族や周りの協力もとても大切になるので、妊婦さんと赤ちゃんがタバコの煙を吸わないような環境づくりを心がけましょう🙆‍♀️


禁煙する方法とは

🪴タバコをやめる方法とは

禁煙するためには、まず、本人が「薬物依存症」である事実を認識することが重要です。依存理由をしっかり把握することで、他のもので代用したりと対策を立てることができるからです。また、自分の行動について客観的に見る👀ことも重要です。例えば、朝起きてタバコを吸ったり、お昼ご飯の後にタバコを吸ったりする習慣をもっているのであれば、行動パターンを変えるように意識してみましょう。お昼ご飯の後に、すぐ歯磨きなどをして行動パターンに変化を加えることで禁煙もしやすくなりますよ。