妊娠したことを知った時、喜びと共に気になるのが出産予定日だと思います。正しい予定日や現在の妊娠週数を正しく知りたいと思っても、計算する方法を難しく感じる方が多いようです。今回は妊娠週数と出産予定日の計算をどのようにするのか、その方法について紹介していきます✅
妊娠週数の数え方
妊娠のスタートは、最終月経に基づいて計算されます。なので、最終月経日が何月何日だったのかをまず思い出しましょう。その日から、280日過ぎた40週までが一般的な妊娠期間だと言えます。妊娠が成り立つ条件は「着床」のため、なぜ着床に基づいて計算しないのだろうと思うかもしれませんが、精子と卵子が受精した時期や受精卵が着床した時期などを正確に知ることが難しいので、分かりやすい方法として最終月経をもとに計算するようになったようです📅
出産予定日の計算方法について
赤ちゃんはいつ産まれるの?
妊娠期間は一般的に280日です。最終月経の開始日を基準に280日をたすと「出産予定日」となります。妊娠期間はよく「十月十日(とつきとおか)」とも言われるため、10ヶ月と10日を足した日が出産予定日👶🏻ではないかと勘違いする人も多いようです。ですが、実際には4週(28日)を1ヶ月と計算するため、最終月経の開始日に40週(280日)を足す必要があるのです。出産予定日をもっと簡単に知りたいという方のために、より簡単分かる「ネーゲレ概算法」という計算方法をご紹介します。
🔍ネーゲレ概算法とは、最終月経が行われた月から「3」を引き、最終月経の開始日に「7」を足して出産予定日を予測する方法です。
最終月経の開始日が7月15日の場合
出産予定日=4月(7-3)22日(15+7)
💡月が1月・2月など、3で引けない場合は9を足す
最終月経の開始日が2月8日の場合
出産予定日=11月(2+9)15日(8+7)
出産予定日はずれる場合もある
出産予定日に赤ちゃんがちょうど生まれる確率は約2%ほどと言われています。出産予定日がずれてしまう理由は、生理周期によるものです。妊娠期間は生理周期である28日を1ヶ月と計算します。しかし、生理周期は個人差があるので生理周期が長い方もいれば、反対に28日より短い方もいるでしょう。それらの影響で排卵日も異なり、その結果妊娠期間🤰🏻と出産予定日にズレが生じてしまうのです。例えば、生理周期が28日を超える場合、14日後の排卵日も遅れてしまうので、その影響で出産予定日も遅れることになります。逆に生理周期が短い場合だと、排卵日もその分早くなってしまうため、出産予定日も早まってしまうという訳です。このように、生理周期によっても出産予定日は変化します。より正確な出産予定日を知りたい方は、基礎体温をチェックしたり、排卵日検査をすると良いでしょう🪄