妊娠してから一番気になるのは、妊娠中の食生活🥣についてですよね。妊婦さんが摂取する食べ物が赤ちゃんにどんな影響を与えるのか、気になる方も多いと思います。妊娠中には特に、赤ちゃんはもちろん妊婦さん自身の健康のためにも、栄養バランスの取れた食事をすることがとても重要です。今回は、そんな妊娠中に気をつけたい食生活と、摂取したい食べ物について見ていきましょう👀
妊婦さんは注目!
妊娠中気をつけたい食習慣
✔ 妊娠中は気をつけたい!「食べ物」
🐟生もの
妊娠中は免疫力も低下しやすく、食中毒や感染症にも注意が必要です。そういったことから、食中毒を引き起こす「リステリア菌」の多い生ハム、ナチュラルチーズ、刺身、生卵🥚の摂取は控えるようにしましょう。
🧂塩分の多いもの
妊娠中には、ホルモンバランスが崩れやすいです。食欲がなくなると料理をするのもめんどくさくなり、ついインスタント食品やハンバーガーなど、いわゆる加工食品を食べてしまうことも多くなるでしょう。ですが、ジャンクフード🍔と呼ばれる加工食品には、多くの塩分が含まれています。塩分を過剰に摂取すると、高血圧症候群を引き起こし、赤ちゃんの成長にさまざまな影響を与えてしまいます。なので、妊娠中には特に塩分を控えるように心がけましょう。
🥩ビタミンAを多く含むもの
ビタミンAは健康を維持するためにも必要な栄養素ですが、妊娠初期に摂取し過ぎてしまうと、赤ちゃんに器官形成異常を引き起こす恐れがあります。食事以外のサプリメント💊などからの過剰摂取が多いため、サプリメントの摂取を検討している場合は、まずは医師と相談するようにしましょう。
🌊ヨウ素多く含むもの
昆布やわかめ、海苔などの海藻類に多く含まれているヨウ素ですが、妊娠中に過剰摂取してしまうと赤ちゃんに甲状腺の機能低下が生じる可能性があります。
✔ 妊娠中は気をつけたい!「飲み物」
妊娠中にアルコール🍺を摂取すると、胎盤を通して赤ちゃんにさまざまな影響を与え、流産のリスクが高まる可能性があります。これを「胎児性アルコール症候群」と言います。赤ちゃんの奇形や、胎児の発育が遅れ中枢神経障害まで起こす危険があるため、妊娠中のアルコールは絶対にNGです!また、カフェイン☕も妊娠中に注意すべき飲み物となり、高血圧のリスクを高めると言われています。WHO(世界保健機構)でも、妊娠中のカフェイン量を1日に300mg(約2カップ)を超えないようにと推奨しています。最近ではデカフェやノンカフェインの飲み物も売られているため、できる限りカフェインを控えるように心がけましょう。
妊娠中の食事はこうしよう!
✔ つわりの時期は量よりバランスを!
妊娠初期につわりで食が進まない妊婦さん🤰🏻も多いと思います。つわりはホルモンバランスの変化によって味覚が変わって起きるのです。食欲が減少したにもかかわらず、赤ちゃんへの影響が心配になり、無理をしてまでも食べようとする妊婦さんもいるでしょう。しかし、大切なのは食事の量より、栄養バランスであることを覚えておいてくださいね😌
✔ 妊娠中必要な栄養素とは?
1️⃣鉄分が含まれたもの
鉄分はヘモグロビンを作る働きをします。体の中にヘモグロビンが不足すると、貧血🩸を起こし体の組織が酸欠状態となってしまうので、鉄分が多い豆乳、レバー、カツオ、アサリなどを十分に摂取するようにしましょう。
2️⃣カルシウムが含まれたもの
カルシウムは骨を形成するのに必要な栄養素です。特に妊娠中には、エストロゲンと血中のビタミンD濃度の増加によって、カルシウムが不足する傾向にあります。カルシウムは赤ちゃんの歯と骨🦴を形成し、妊婦さんの骨密度にも影響をあたえるため、ヨーグルトや牛乳を食事でも取り入れると良いでしょう。
3️⃣葉酸が含まれたもの
葉酸は赤血球を形成するのに大事なビタミンB群で、赤ちゃんの成長に関連した必要栄養素となります。葉酸はブロッコリーやほうれん草、鳥卵、納豆などに含まれているので、妊娠初期は特に積極的に摂取するよう心がけましょう☝🏻