妊娠初期は赤ちゃんの脳、神経、目、口など、さまざまな器官が形成され、心臓が動き始める大事な時期となります。妊婦さんのホルモンバランスも妊娠前と大きく変化し、つらいつわり🤮も始まることでしょう。この時期は、つわりであまり食が進まず十分な食事が難しいと、栄養バランスしっかり摂れない傾向にあります。そんな妊娠初期に、妊婦さんがどうしたらバランスよく食事ができるかについてまとめました。
妊娠初期におすすめの食べ物
🥗栄養バランスのとれた食事を心がける
妊婦さんと赤ちゃんにとって大切な栄養素の一つにたんぱく質があります。たんぱく質は、血液や筋肉を作る助けをしてくれる栄養素となり、体内では作れない必須アミノ酸を含んでいるため、良質なたんぱく質を摂るように心がけましょう。良質なたんぱく質を摂るためには、肉類、魚類、卵、乳製品、大豆食品などを中心に食べるようにしましょう。また、ビタミンDも必要な栄養素となります。ビタミンDはカルシウムを骨🦴に沈着させる役割を果たすため、カルシウムと合わせて摂取することをお勧めします。注意したい点はビタミンDが脂溶性なため、ビタミンDを過剰摂取した場合、体の中にカルシウムが蓄積され、腎臓に結石などを引き起こす可能性があることです。ですので、栄養素の過剰摂取にも気をつけながら、医師と相談しバランスの良い食事を心がけるようにしましょう。
🥗大切な食べ物と栄養成分一覧表
- ブロッコリー:カリウム、葉酸、ビタミンC、食物繊維が豊富です。
- ほうれん草:カルシウム、鉄、葉酸、食物繊維が豊富です。
- きのこ:ビタミンD、カリウム、鉄、亜鉛、食物繊維などが豊富です。
- いちご:カリウム、ビタミンC、葉酸、食物繊維が豊富です。
- バナナ:葉酸、食物繊維が豊富です。
つわりの症状を軽減させるビタミンB6も含まれています。 - 納豆:たんぱく質、カルシウム、鉄、葉酸、食物繊維が豊富です。
- あさり:鉄が豊富、疲労回復に効果があるタウリンも豊富です。
妊娠中に控えたい食べ物
🥗妊娠中の生ものは危険
妊娠中は、免疫力が低下しやすいため病気になりやすいです。特に、食べ物が原因で食中毒にならないよう注意することも重要となります。食中毒にかかると、早産や流産のリスクが高まる恐れもあります。食中毒を起こさせないためにも、その原因となる食べ物を避けるよう心がけましょう。
下記は食中毒を引き起こす可能性の高い食べ物です💀
刺身や生肉などの生もの
生ハム
肉や魚のパテ
スモークサーモン
ナチュラルチーズ
妊娠初期はつわりもあって大変な時だと思います。ですが、赤ちゃんの成長に影響を与えるとても大切な時期でもあります。食べることに注意しないと妊婦さん自身はもちろん、お腹の赤ちゃんの健康にも影響を与えかねません🤒つわりの症状がひどい時は、食事を小分けにしたり、脂っこいものや消化に悪いものを控えながら、妊娠中に摂取したいおすすめの食べ物や、控えたほうが良い食べ物を参考に、バランスのとれた健康的な食事を意識しましょう。