妊娠は嬉しいさと同時に不安を感じるものです。その不安要素のひとつに流産もあるでしょう。妊娠初期は特に流産が起こる確率が高く、その原因のほとんどは赤ちゃんの染色体異常によるものだそうです。今回は、そんな流産の原因や種類を詳しく見ていくとともに、流産リスクを少しでも減らす方法についてみていきましょう🤰🏻
流産の種類や原因とは?
流産の種類
流産は自然に起こる自然流産と、母体を保護するために人工的に妊娠中絶手術をする人工流産があります。また、症状の違いによって稽留(けいりゅう)流産と、進行流産に分けられます。稽留流産は、おなかの中で赤ちゃんを亡くしても出血🩸や腹痛などの自覚症状がないことを言います。進行流産は、妊娠20週までに出血と痛みが続いて、子宮口が開大することで子宮内容が排出し始める状態を指します。その他、流産を2回繰り返す反復流産や流産を3回以上繰り返す習慣流産などがあります。
流産の原因
流産の主な原因は赤ちゃんの染色体異常によるもので、ほとんどの場合、受精卵の段階で流産になる可能性が決まると言われています。ですが、妊娠13週目以降の流産は母体側が原因となり起こることもあります。その原因として挙げられるのは、子宮構造的に異常がある場合です。また、大きなケガをしたり、ウイルス🦠や風しんなどの感染症にかかってしまった場合、ママが飲酒やタバコを妊娠中にしていたり、誤って治療薬を服用してしまった場合も流産の原因となります。
流産のサインや対策法
流産のサインは?
流産の前には少量ですがはっきりとした暗赤色の出血が起こり、子宮が収縮するため、痛みを伴うこともあります。妊娠が進むにつれ、出血量も多くなり腹痛も激しくなります。妊娠初期の出血や痛みは、正常的なものだと言われていますが、症状に不安を感じたり、何か体に異変を感じるようであれば健診の際に一度医師🧑🏻⚕️に相談することをお勧めします。ですが、出血量が多かったり腹痛の傷みが強くなったりした場合には、子宮の外で妊娠する異所性妊娠の恐れがあるため、早急にかかりつけの病院🏥にて診断を受けるようにしてください。
流産の対策方法
妊娠中、ついつい控えないといけないと分かっていても、カフェイン☕が含まれた飲料を摂取しがちです。こういったカフェインの摂取も、流産のリスクが高い妊娠初期は控える方が良いでしょう。また、タバコやアルコールは必ず控えるようにしてください🚫また、安定期に入るまでは無理な家事や運動などは控えるようにし、ストレスを溜めすぎないようリラックスして過ごすようにしてください。また、日ごろから体が冷えないように、温かい格好で過ごすことも忘れないでくださいね。