妊娠するとママと赤ちゃんは、胎盤を通して栄養素や血液などを共有するようになります。赤ちゃんの影響を受け、母体の体質が大きく変わる人もいるでしょう。ママは変化が起きると気持ちが不安になることがあります。こうした妊娠初期に感じやすい不安やストレスが、赤ちゃんに伝わるのかについて詳しく説明していきたいと思います🌟
ストレスによる胎児への影響とは?
🌿胎児の発育への影響
妊娠初期のストレスは、赤ちゃんの成長に悪い影響を与える可能性があると言われています。妊娠を問わず人がストレス💭を感じると、アドレナリンが体内に分泌されます。アドレナリンが分泌される理由は、体を危険から守るためとなります。ですがこのアドレナリンが分泌されることで、脳や心臓、手足などに血液🩸が集中して送られることになり、結果子宮に届く血液量が減ってしまいます。その影響により、届くはずだった血液が十分に届けられず、赤ちゃんの成長や発育に悪い影響を与えてしまう可能性があるのです。
🌿胎児の精神系への影響
ママはストレスを感じると、アドレナリンによって血流が悪くなるだけではなく、ストレスホルモンであるコルチゾールと言われるホルモンを分泌します。このコルチゾールというホルモンは、胎児の動きや心拍を減らしてしまう可能性があります☹️妊娠中期以降であれば、コルチゾールは胎盤でブロックされるため胎児まで届くことはほとんどありませんが、妊娠初期の場合だと胎児まで届いてしまうため、赤ちゃんに悪影響を及ぼす可能性もあります。
代表的なストレスの原因と対策法
🌿これって妊娠初期のストレス?
妊娠初期に以下のようなシチュエーションが起こると、ストレスを感じやすくなる傾向にあります。
- つわりで辛いなか、家事をこなさなくてはいけない時
- 寝不足や眠気がひどく、思うようにスケジュールがこなせない時
- 大すきなお酒やコーヒー、食事を我慢しないといけない時
- 体調が悪く精神的にも不安定な時
- 旦那さんにつわりの苦しさなどを理解してもらえなかった時
思い当たる点がありませんか。特に妊娠中のストレスは早いうちに解決することが大切です。
🌿ストレスの対策法
ストレスは感じないことが一番ですが、もしもストレスを感じてしまった時に、そのストレスを溜めすぎないように、対処する方法についても紹介します。
- 妊娠中は何が起こるか分からないため余裕を持って予定を立てる
- 甘えと思わずに家族やパートナーに家事の負担を減らしてもらうようにする
- 1日に5分程度は音楽を聴いたり、映画を観たりしてリラックスする
- 妊娠すると気持ちが浮き沈みしてしまうことを理解し自分を責めない
- 無理のない範囲で運動をし気持ちをリフレッシュさせる
人それぞれ、置かれた環境は違うものだ思いますが、特に妊娠中のママはストレスが溜まらないように、余裕を持ってゆっくりとした生活を送るように意識しましょう🍃