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妊娠初期に太る原因はコレ!

妊娠初期には、つわりなどで食が進まずに体重が減少してしまったという人がいる一方、逆に食欲が増えついつい食べ過ぎてしまい、太ってしまったという人もいるでしょう。妊娠して体重が増えるのは当然のことですが、妊娠初期に太り過ぎてしまうのにはどんな原因が考えられるのか、対策なども踏まえて詳しくみていきましょう🌟


妊娠中の体重増加は当たり前!

🐽妊娠中に太る原因とは?

妊娠すると、お腹の赤ちゃんが成長していくことに伴い、ママの体重も増加していきます。出産する際に、赤ちゃんの重さは個人差はありますが「約3kg (3000g)」ほどになるようです。妊娠中の体重は、妊娠前と比べておおよそ10kg前後太ることが多いため、赤ちゃん👶🏻の重さ以外にも体重が増える原因が色々あるということです。赤ちゃん以外にママの体重が増える要因となるのは、「胎盤・皮下脂肪・羊水」などが挙げられます。詳しい紹介は次の通りです。

  • 赤ちゃん(胎児):約3kg前後
  • 羊水・胎盤:約1.5g
  • 子宮・乳房:約2〜3kg
  • 水分・血液:約1〜1.5kg
  • 皮下脂肪など:約2.5〜3kg

ただし、上記の増量数はあくまでも出産間近の数字となります。では、妊娠初期にはどれほど太るものなのでしょうか。

 

🐽妊娠初期に太る目安は3kg程度

妊娠前の体型や体重は、人によって個人差があるため一概に言うことはできませんが、妊娠15週ごろまでの体重増加は「3kg」ほどを目安にすると良いでしょう。また、妊娠期間中の適切な増加量を知るためには、まず妊娠前のBMIを計算🔢することが重要です。BMIとは「Body Mass Index」を訳したもので体重と身長から算出された肥満度を測る体格指数です。BMIの計算式は次の通りとなります。

  • 体重(kg)÷[身長(m)の2乗]=BMI📊

 

例えば、身長が160cm(1.6m)で、妊娠前の体重が59kgの場合だとBMIは、59÷[1.6×1.6]=23.05となるのです。また、妊娠中の体重増加の目安は妊娠前のBMIによって異なるので、以下の増加目安を参考に体重が増えすぎていないか確認してみましょう。(下記の増加目安は妊娠全期間を通しての目安となります)

  • 妊娠前のBMIが18.5未満(やせ) ― 増加目安12〜15kg
  • 妊娠前のBMIが18.5〜25未満(普通) ― 増加目安10〜13kg
  • 妊娠前のBMIが25〜30未満(肥満1度) ― 増加目安7〜10kg
  • 妊娠前のBMIが30以上(肥満2度)  ― 個別に対応5kgまでが目安

妊娠初期に体重を管理しよう

🐽妊娠初期の体重管理ポイントはコレ!

妊娠中は、胎児が正常に発育するために普段よりも多くのエネルギーが必要となります。妊娠初期の場合には、一日あたり「非妊娠時+50Kcal」が目安となっています。50Kcalだとバナナ🍌約1/2本、キウイ🥝1個分ほどに当たる量です。妊娠初期のエネルギー量は、妊娠前と比べてほぼ変わらないと考えて良いでしょう。ただし、赤ちゃんに豊富な栄養素を届けることは大切なことなので、栄養バランスの取れた食事を心がけるようにしましょう。また、つわりによる脱水症状が生じることもあるため、水分補給もしっかりと行ってくださいね。