妊娠するとうれしい反面、妊婦さん自身の体にさまざまな変化や症状が起こるため、不安を感じやすくなります。その症状の一つに「腰痛」があります。妊娠することでお腹が張ってくるので、妊婦さんの腰にはその分負担がかかってしまうのです。そんなつらい腰痛が少しでも楽になるように、妊娠初期に起こりやすい腰痛の特徴や、対処法についてまとめました🤲🏻
妊娠中のつらい腰痛、原因は？
妊娠初期に腰痛が起こる原因
妊娠初期の腰痛は、ホルモンバランスの変化が大きく関与しています。妊娠すると、プロゲステロンと呼ばれる黄体ホルモンがたくさん分泌されるため、その影響でママの基礎体温🌡️が上がります。また、これらのホルモンによって、骨盤や背骨が緩んでしまうため、腰への負担が増え腰痛の症状が発生してしまうのです。また妊娠初期は、つわり🤮などのつらさによって思うように体を動かせず、長時間同じ姿勢を長く続けてしまうと、それが原因となり腰痛の症状が現れることもあります。
妊娠中期以降に起こる腰痛の原因
妊娠初期では、ホルモンの影響によって腰痛が発生すると説明しましたが、妊娠中期から後期にかけての腰痛は、ホルモンの影響ではなく大きくなったお腹🤰🏻を支えようと、腰に負担がかかってしまうことから腰痛が生じることが多いです。妊娠初期と比べると、妊娠中期以降は身体的な変化が原因なので、腰にもかなりの負担がかかってくることになります。
つらい腰痛の対処法とは！
骨盤ベルトを活用する
妊娠中に腰痛で悩まされている時は、骨盤ベルトを活用すると良いでしょう。骨盤ベルトを使用することで、腰周りの負担が緩和され、腰痛の症状軽減にもつながります。また、妊娠初期から使える腹帯や妊婦帯を着用することもおすすめです。つわりの症状により、帯を着用することが難しい場合は、体調を見ながら使えそうなタイミングで活用してみましょう💡
姿勢を整えてみる
また腰痛がひどい場合は、普段の姿勢を一度見直してみましょう。腰に負担がかかるような姿勢をとっていないか、正しい姿勢がとれている確認🔍してください。特に長時間座りっぱなしの妊婦さんは、同じ姿勢が長く続かないように定期的に立ってストレッチをしたり、歩くなどし腰への負担を軽減しましょう。また、横になる際に腰が痛む場合は、クッションや抱き枕などを利用してみるのもおすすめです。
体を温める
血流が悪いと筋肉を緊張させてしまうため、腰痛が生じやすくなります。ですので、少しでも体を動かし体温を上げることで、血行を良くし筋肉もほぐれ、腰の痛みを緩和できます。また、腰にカイロを張ったり湯船に浸かるなどし、妊婦さんの体、特に腰が冷えてしまわないように工夫することも大切ですよ🍃