妊娠すると、今まであまり現れなかった「鼻血」の症状が出る妊婦さんが多いようです。なんでこんなによく鼻血🩸が出るんだろうと、妊娠中不思議に思うこともあるかもしれませんが、この鼻血の原因は妊娠したことと大きく関係しているようです。そんな妊娠すると出やすい鼻血の原因と、止血法や予防法について見ていきたいと思います☝🏻
妊娠中に起こる鼻血の原因や対処法
妊娠中の鼻血の原因とは？
妊娠中に分泌されるプロゲステロンというホルモンは、体に水分を蓄え末梢血管を拡張させる働きをします。その影響により、妊娠中🤰🏻は血液量が増加し、血管の拡張や血液循環量が増加することで鼻血が出やすくなります。また、ホルモンバランス⚖️の変化よる自律神経の乱れも影響しています。自律神経の乱れにより鼻の粘膜が充血しやすくなり、結果妊娠前より鼻血が出やすくなってしまうのです。また、妊娠中の鼻血が出やすい時期には個人差があるため、一概にどの時期が出やすいとは言えません。
鼻血はどうやって止めるの？
鼻血👃🏻が出てしまったら、顔を上に向けて止めようとしがちですが、こうしてしまうと血が喉に流れ込んでしまい、鼻から出た血を飲み込んでしまうリスクがあります。また、これにより吐き気や嘔吐につながる可能性もあるため、鼻血が出てしまった場合にはまず顔を下に向け、ティッシュなどで小鼻部分をしっかりと抑えながら鼻血が出るのを抑えましょう🤧この際に、目と目の間を冷やすとより効果的です。冷たい水で濡らしたタオルや、保冷剤などをタオルで包み目頭の間に当ててください。そのまま５分ほど、座りながら安静にするとほとんどの場合は止まります。
妊娠中の鼻血を予防するには？
普段過ごす環境を整えよう
周囲の環境によって、鼻血が出やすくなることがあります。その空間の温度🌡️や湿度の影響を受け、鼻血が出やすくなるということです。例えば、冬の乾燥した空気や暑さ、大気汚染などもその一つです。また、粘膜がむくんでいる状態で乾燥してしまうと、粘膜が傷つきやすくなり鼻血が出る原因にもなります。乾燥した環境であれば加湿器や空気清浄機をおくように心がけましょう。また、それでも鼻血の症状を繰り返す場合は、不織布製マスク😷をつけて鼻をしっかり保湿するのも良いでしょう。特に、冬場やエアコン除湿を行うシーズンは、部屋が乾燥しがちなので、加湿器を使用するなどし部屋の湿度を保つよう心がけてください。
リラックスすることが大切
ストレスや睡眠不足により、鼻血が出やすくなることもあります。身体的、精神的なストレスが続いたり、過労や睡眠不足が続かないように、できる限り余裕とゆとりを持って過ごすことを心がけましょう。妊婦さんは何よりもリラックス🍃して過ごすことで、母体にも赤ちゃんにも良い影響を与えます。また、妊娠中だと特に鼻血による貧血も心配になりますね。妊娠中は普段より多くの栄養素が必要なため、普段の食事から鉄分をはじめとした、ビタインB12、葉酸などの栄養素を積極的に摂取するようにしましょう。食事で必要量を摂取することが難しい場合は、医師と相談しサプリメント💊で補う方法も検討すると良いでしょう。