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妊娠中のつらいめまい、原因と対処法は?

妊娠するとことで、体にも様々な変化をもたらします。妊婦さんは今まで経験したことのない症状が現れ、初めて出会う症状に戸惑うことも多いでしょう。めまいも妊娠中に現れやすい症状の一つです。特に妊娠中のめまいにより、転倒するリスクも高まるため注意が必要です。そんな妊娠中に起こりやすい「めまい」について詳しくみていきましょう🔍


時期別に見るめまいの原因や特徴

🏷️妊娠中に起こるめまいの症状

妊娠中に経験するめまいは、「回転性めまい」と「非回転性めまい」の2つに分けられます。回転性めまいとは、自身がぐるぐる回っているように感じられるのが特徴的で、急に起こることが多いです。一方、非回転性めまいは慢性的なめまい😵‍💫となり、足下がふわふわするような浮動性めまいです。めまいの症状は、誰にでも起こりやすい一般的な症状でもありますが、妊娠中にめまいが頻繁に起こると赤ちゃんへの影響など、とても心配になるかと思います。めまいの症状がひどかったり、症状が長く続く場合は、必ずかかりつけの病院で一度診てもらうようにしましょう。

 

🏷️妊娠初期のめまい

妊娠初期のめまいは、ホルモンバランスの変化によって起こります。妊娠初期は、赤ちゃんの卵を成熟させ妊娠に適した体を作るエストロゲンと、妊娠を維持させるために母体を守るプロゲステロン、さらに性腺刺激ホルモンなどの分泌量が急激に増加📈します。このような、女性ホルモンのバランスが急激に変化することで、自律神経が乱れその影響によりめまいが起こりやすくなります。妊娠中にはめまいの頻度が増える傾向にあるため、立ち上がる際やお風呂から出た際には、必ず注意を払うようにしましょう。

 

🏷️妊娠中期・後期のめまい

妊娠すると、赤ちゃんを育てるための血液🩸が必要となります。赤ちゃんの成長に合わせて、必要な血液量も増えていくため、その分体内は「鉄分」を必要とします。ですが、元々貧血気味な妊婦さんや、妊娠中に栄養バランスが偏った食事をしてしまうと、体内の鉄分が不足し「鉄欠乏性貧血」が発症する恐れがあります。貧血になってしまうと、当然めまいの症状も現れやすくなってしまいます。妊娠中期から後期にかけて、めまいや立ちくらみといった症状が感じられる場合は、定期的に妊婦健診で貧血検査を受けるようにしましょう。また、妊娠中の食事で鉄分が不足しないように、食事でもしっかりと鉄分摂取を心がけ、食事だけで補えない場合は、医師と相談しサプリメント💊の摂取も検討してください。


めまいの対処法

🏷️立ちくらみがする場合

朝の寝起きなどに立ちくらみの症状が現れる場合は、ゆっくりと体勢を変えて無理に起き上がらないようにしてください。すぐに体を起こすのではなく、横を向いたり軽く横になりながらストレッチをした後に起き上がるようにすると良いでしょう🧘‍♀️また、座ったりしゃがんだ状態から立ち上がる時など、特定の動作でめまいが起こりやすい場合は、立ち上がる際に壁や手すりを掴みながら起き上がるようにし、転倒対策を必ず行ってください。

 

🏷️つわり・頭痛などの症状がある場合

つわりの症状があまりにもひどく、食事がなかなか摂れない状態が続くと、めまいや気力の低下以外に免疫力も落ちとても危険です。こういった場合は、点滴で水分💧を補給する必要があります。また、めまい以外にも頭が割れるような痛みが続く場合は、脳や頭に重大な病気が発病している可能性があり、その他にも息が上がったり、動悸が感じられる場合は心臓になにかトラブルが起きている可能性もあるため、すぐに専門の病院🏥にて治療を受けるようにしましょう。