妊娠することによって、妊婦さんはさまざまな感情の変化を経験するでしょう。出産への喜びや不安、自身の体の変化に対する不安や育児への不安、マタニティライフをどのように過ごせばいいのかと悩むことも多いはずです。特に妊娠初期は、喜びと同時に不安も感じやすくなります。そんな不安や喜びといった気持ちが入り混じり、イライラしたり情緒不安定になりやすいマタニティライフを上手く乗り切る方法と、気持ちの変化の原因について詳しく説明していきます✅
イライラや情緒不安定の原因
💭さまざまな変化に伴う不安
妊娠の喜びと同時に襲ってくる出産や育児への不安は、妊娠を経験した方なら誰しも一度は感じるもの。特に妊娠初期は、今まで経験したことのないさまざまな変化が母体🤰🏻に起こり始めるので、妊娠前と比べて身体的にも疲れを感じやすくなります。体が疲れると、精神的にも影響されやすくなるものです。身体的な疲労が溜まると気持ちにも余裕がなくなってしまい、すぐにイライラしたり、気持ちの浮き沈みが激しく情緒不安定になったりといった症状が現れてしまいます😖
💭ホルモンの影響
妊娠中、大きな変化を与える原因となるものの一つにホルモンがります。ホルモンは妊娠を維持し、赤ちゃんが安全に産まれるためにさまざまな役割を果たしますが、妊婦さんにとってはつらい症状を引き起こす原因とも言えるでしょう。プロゲステロンというホルモンは、子宮の筋肉を緩ませ赤ちゃん👶🏻の成長に関わる重要なホルモンですが、子宮に限らず妊婦さんの血管、消化管、尿管にまで影響を及ぼすため、つらい症状も多く引き起こします。その他にもエストロゲンや、ヒト絨毛性ゴナドトロピン(hCG)と呼ばれるホルモンなどが分泌され、ホルモンバランスが大きく変化します。こういった影響により、様々なマイナートラブルを引き起こし、精神的に不安定になってしまうのです。
情緒不安定な毎日を上手く乗り切るポイント
💭生活習慣の改善
規則正しい生活を心がけることで、気持ちも整いイライラや不安といった感情も少しずつ薄れていくでしょう。食事・睡眠(休息)・適度な運動を毎日心がけることが大切です✨ですが、妊娠初期は特につわりの症状が現れる時期なので、無理はせずできる範囲で生活を見直してください。食事がなかなか思うように摂れない時は、1回の食事量を減らし小分けにして摂るよう工夫しましょう。妊娠中には疲れやすく、昼間でも眠気💤に襲われついつい昼寝をしてしまいがちですが、長時間の昼寝は夜の睡眠の質を落とす原因ともなるので、昼寝をする場合は20~30分程度にしておきましょう。無理のない範囲で運動もしっかりとり入れることで、気持ちもリフレッシュでき、より健康的なマタニティライフを送ることができるでしょう。
💭身近な人のサポート
イライラして不安定な気分が続いてしまうと、赤ちゃんにもママの気持ちが伝わってしまいます。なので、長期にわたり症状が続く場合は、かかりつけの病院にてお医者さんや助産師に相談するようにしましょう。相談し悩みや思いを専門家に聞いてもらうことで、不安も解消され症状も徐々に良くなるはずです。また、ママ自身が大変だということを家族👨👩👧👦にも知ってもらう必要があります。家族に相談し悩みや不安を共に共有することで、一人で悩んで行き詰っていた状態から抜け出すことができます。また、自身が今こういった状態だからいつもよりイライラしやすかったり、気持ちが不安定なことがあると事前に家族に知らせることで、そういった状況に陥った時に家族も適切なサポートを行えるようになるのです。なので、一人で悩まず周りのサポート🤝🏻も受けながらしっかりと乗り越えていきましょう。