妊娠後、お産を行う産院🏥をどこにしようかと悩む妊婦さんも多いのではないでしょうか。産院というのは一般的な病院ではなく、何ヶ月もの間妊婦さんとお腹の赤ちゃんが共にお世話になる病院なので、どの病院にするか慎重になると思います。具体的にどのような点を踏まえて、産院を選んだら良いのかについて産院の種類や設備、サービスや決めるタイミングなど詳しくまとめてみました🤲🏻
産院を選ぶポイントは?
🏷️産院はいつ決める?
多くの産院では、妊婦さんの分娩を「予約制」にして行っています。早い方では、初回の妊婦健診時にはもうお産を行う産院を決めている方もいますが、胎児👶🏻の心拍が確認できる妊娠5週~8週頃には分娩予約を済ませる方が多いようです。人気の病院だと、妊娠20週頃にはすでに予約がいっぱいでとれなかったということもあるので、妊娠と診断されたら、早い段階で産院を予約することをおすすめします。産院を選ぶタイミングは、特に決まりはなく人それぞれですが、遅くても「妊娠20週」までには予約📅を済ませておきましょう。
🏷️産院を決めるために考慮することは?
産院を選ぶ際に最も大切なことは、自宅からアクセスが良いかを考慮することです。妊娠後期になるとお腹が張り、動くことも難しくなります。なので、健診などで通院する際、妊婦さんに負担がかからない範囲の距離で産院を選ぶようにしましょう。また、自身が希望している分娩スタイルと合っているかをチェック✅する必要があります。最近ではさまざまな分娩方法があり、フリースタイル分娩やLDR、無痛分娩などがあります。特に自然分娩以外の分娩は、産院によって取り扱うところが制限さているので、事前に調べておくと良いでしょう。また、出産後にどういったケアを行うのかも重要です。母乳指導の他にも、産後ヨガ🧘🏻♀️といったカリキュラムを行っている所もあるため、自分に合った産院を予め下調べしておきましょう。
産院の種類
🏷️総合病院・大学病院
総合病院と大学病院は産婦人科だけではなく、さまざまな診療科目を扱う病院のことをいいます。妊娠中には、赤ちゃんのことはもちろん、妊婦さん自身の体にも何かトラブルが起きる可能性もあります。そういった時、特に大学病院だと高度な医療サービス🩺が受けられるため、妊婦さんの体調などに応じて帝王切開や多胎妊娠などに対応できるのがポイントです。総合病院では、複数の医者がシフト勤務を行っているため、日によって受診する医者が異なる場合があるというデメリットもありますが、その分トラブルへの対応や、設備はとても充実しています。
🏷️助産院(助産所)
助産院というのは、助産師が開設した病院のことを指し、最近ではあまり聞かれない産院の形態でもあります。助産院では、妊婦さんが望む出産方法で分娩できるというメリット✨があり、助産師の細やかなケアを受けることができます。ですが、助産師は医者ではないため、赤ちゃんや母体に何かトラブルが起きた時、助産院では医療行為を受けられません。また、正常分娩以外に会陰切開や、緊急帝王切開などは対応できないため、このような分娩方法でお産を行う場合は、医者🧑🏻⚕️がいる病院で出産する必要があります。もし多胎妊娠や妊娠中に異常がある場合には、専門の病院で分娩しましょう。
🏷️個人病院・産婦人科クリニック
一般的な産院として挙げられるのは、産婦人科専門の病院もしくはクリニックといった個人病院です。多くの妊婦さんに選ばれている病院でもあります。個人病院では、妊婦さんが妊娠初期から出産まで継続して通いやすく、同じ医者とスタッフが最後まで対応してくれるといった安心感😌が大きなメリットとなります。また、母親学級やマタニティヨガなどの、病院独自のサービスが受けられる所もあります。ですが、スタッフの数が限られた施設なので、病院側の都合により外来がストップする場合もあれば、トラブルを抱えている妊婦さんの場合は対応できないこともあるため、他院や総合病院に転院する可能性もあります。