post-title

知っておきたい!帝王切開とは?

出産する方法はさまざまで、自然分娩が難しい場合には帝王切開を通して出産を行います。帝王切開にて赤ちゃんを産むことを、あまり好まない妊婦さんもいると思いますが、妊婦さん🤰🏻と赤ちゃんの命を安全に守るためには必要な出産方法の一つとなります。そんな不安の大きい帝王切開ですが、予め知っておきたい手術の流れや、どういった場合に帝王切開となるのかについて詳しく見ていきましょう☝🏻


帝王切開について

帝王切開とは

帝王切開とは、何らかの理由で自然分娩ができないと判断された時に、妊婦さんと赤ちゃんが安全に出産できるよう、手術🩺によってお腹と子宮を切開し赤ちゃんを取り出すお産方法のことを指します。帝王切開を行う際は、必ず全身麻酔をするのだと思う人も多いですが、一般的には腰椎麻酔にて区域麻酔をすることが多いです。状況によっては全身麻酔が必要となるケースもありますが、区域麻酔で行う場合だと、妊婦さんの意識がある状態でお産を行うことができるため、赤ちゃん👶🏻が生れた時の泣き声を聞けたり、場合によっては自然分娩同様赤ちゃんに触れたりすることもできます。

 

帝王切開の流れ

予定帝王切開をすることになると、まず手術を行う前にレントゲンなどの身体検査🔍を事前に行い、点滴で血管を確保します。血圧計と心電図を準備し、導尿を行った後に麻酔を行います。麻酔が効いてきたら、切開を行いおおよそ5〜10分程度で赤ちゃんが産まれます。また、切開には「横きり」と「縦切り」の2種類があるので、お産前に確認しておくと安心でしょう。赤ちゃん誕生後に胎盤も取り出し、縫合を行い手術は終了となります。麻酔をしてから縫合までは約1時間ほどで、術後問題がなければ部屋に戻り休息をとることになります。麻酔の効きが薄れ、痛みが強く感じられる場合は医師🧑🏻‍⚕️や看護婦さんに相談しましょう。


どんな場合に帝王切開をするの?

予定帝王切開となるケース

定期検診で逆子や前置胎盤、妊娠高血圧症候群などの症状が発覚し、医者から経膣分娩へのリスクが高いと判断された場合には、母体と赤ちゃんの安全を守るため、帝王切開が勧められています。特に逆子の場合は、赤ちゃんの頭が散道に引っ掛かることで危険性も高まる📈ため、帝王切開になることが多いです。また、胎盤が安全に子宮口を塞いでしまっている場合も、分娩する際に子宮口にある胎盤が剥離し出血🩸を引き起こすリスク高いため、帝王切開で出産を行うことになるでしょう。その他、双子・三つ子の場合や、妊婦さんの骨盤が狭く赤ちゃんが骨盤を通り抜けることが難しいと判断された場合は、帝王切開での出産が推奨されています。


分娩中に帝王切開となるケース

妊婦さんが分娩中、何らかのトラブルなどでこのまま経膣分娩でのお産は危険だと判断された場合、緊急抵抗切開を通してお産が行われます。具体的には、妊娠高血圧症候群などで母体の状態が悪化した場合、途中から帝王切開になる場合が多く、赤ちゃん側に胎児機能不全や、胎盤の異常、何らかのリスクを伴う場合にも、医者の判断によって帝王切開となる場合があります📝


産後の回復やリスクなど考慮し、経膣分娩を希望する妊婦さんがほとんどだとは思いますが、出産というのは母体や赤ちゃん共に安全に行うことが何より大切です✨ですので、なるべく安産なお産が行えるよう、事前に不安なことや気になることがあったら、専門医や助産師に相談するようにしましょう。