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帝王切開のメリット・デメリット

帝王切開は、手術を通して行われる出産方法なので、麻酔や術後の症状で不安を抱く妊婦さんも多いでしょう。出産を経験したことのない妊婦さんだと、より心配になりますね。そんなお産の際の帝王切開には、どんなメリットやデメリットがあるのか、また帝王切開のを行った後の出産について詳しくまとめました📝


帝王切開のメリット・デメリット

🏷️帝王切開のメリットとは?

帝王切開の大きなメリットは、出産する際に母体や赤ちゃんへのリスクを減らせることです。出産というのは、2人の命がかかったとても重要な瞬間で、出産する前に定期検査にて異常がなかったとしても、出産途中に何らかのトラブルが起きることも大いにあり得ます。妊婦さんの血圧が急に上がったり、赤ちゃんの姿勢が悪かったり、骨盤が狭くなかなか赤ちゃんが出てこられない場合は、危険な状態に陥ることを避けるため、帝王切開が行われることもあります🏥このように、トラブルが起きたい際にも比較的安全にお産を行えるのが帝王切開のメリットです。また、出産までの時間が短いので、妊婦さんと赤ちゃんへの負担も減らすこともできます。帝王切開の場合には、予定日が前後することもないので、出産スケジュールも調整できるといったメリットも挙げられます。


🏷️帝王切開のデメリットとは?

帝王切開は、妊婦さんのお腹を切って行う手術なため、切開部分は術後どうしても痛みを伴い、合併症が発生する恐れもあります。帝王切開による合併症が起こるリスクに関しては、医療の発展により大きく軽減してはいますが、ゼロとは言い切れず瘢痕やケロイドが発生することもあります😔また、帝王切開の場合は、お腹の傷が治るには少なくとも6週間ほどかかり、自然分娩の時より回復期間が長くなってしまうこともデメリットとして挙げられます。


帝王切開を行った後について

🏷️傷跡はどうなるの?

帝王切開をされた妊婦さんは、手術の痛み以外に傷跡や色素沈着などで悩む方もいるでしょう。一般的に帝王切開の傷跡は、時間が経つにつれて薄くなりますが、手術後3日間は切開した部分に炎症が起こるので痛みが強く感じられることも多いです。ですが、日が経つにつれて切開部分の痛みは徐々に和らぎ、傷跡も回復してくるので安心😌してください。また、なかには切開した傷跡が赤くなり、肥厚性瘢痕やケロイドを引き起こしてしまう場合もあります。こういった症状が見られる場合には、傷口部分の刺激に注意し、専用のテープや塗り薬を使用しながら傷跡のケアをしっかり行いましょう。

 

🏷️前回が帝王切開の場合、次回も帝王切開になるの?

前回の出産が帝王切開にて行われた場合、次回も帝王切開になるのか気になる方も多いと思います。結論から言うと、前回帝王切開だった場合、次回の出産にて自然分娩を行うことが必ずしも不可能だとは言い切れません。ですが、過去に帝王切開を行った経験のある場合、母体の状況によって個人差はありますが、経膣分娩での出産成功率は約60〜80%ほどと報告されています。こういったリスクを踏まえて、検討しそれでも経膣分娩を希望する場合は、事前に医師🧑🏻‍⚕️と話し合っておきましょう。


また、切開部分の傷が治る前に妊娠した場合、母体の健康リスクを考慮しなけらればならないため、一般的に帝王切開後の妊娠は、1年ほどを目安として間隔を開けることが推奨されています☝🏻