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臨月の運動で注意することとは?

臨月になると、医師から体調に無理のない範囲で、適度な運動を勧められることがあるかもしれません。ですが、無理に運動をしてしまうと、妊婦さんや赤ちゃんにも影響を及ぼしかねません。出産前の程度な運動は陣痛を促したり、安産につながると言われていますが、運動する際の注意点や臨月時におすすめの運動について見ていきたいと思います👀


臨月に運動するメリット

✔ 臨月に運動すると陣痛がくる?

残念ながら、運動すれば陣痛や安産につながるといった科学的な証拠はまだ発見されていません。ですが、妊娠後期に行う運動には、体重維持の他にも出産への不安解消、ストレス緩和など、さまざまなメリットがあります。運動不足が続き、体重コントロール⚖️が上手くできていないと、妊娠高血圧症候群や、妊娠糖尿病による合併症リスクも高まる可能性があるので、体調に無理のない範囲で臨月時にも適度な運動をすると良いでしょう。

 

✔ 子宮口を開きやすくする

出産予定日を過ぎても陣痛がはじまらないと、不安を抱いてしまうものです。一般的に陣痛が始まると、子宮口や子宮頚管が柔らかくなってから、赤ちゃんの頭に押され少しずつ子宮口が開いていきます。臨月時に適度な運動をすることで、この子宮口が柔らかくなり開きやすくする効果が期待できます。子宮口が開く時間が短いからといって、安産であるとは言い切れませんが、妊婦さん🤰🏻の身体への負担は軽減されるかもしれません。


臨月時におすすめの運動

✔ ウォーキング

特に場所や時間などを考えず、気軽に行えるウォーキング🚶🏻‍♀️は、臨月時の運動にもおすすめです。周りの景色を見ながら歩いたり、好きな音楽を聞きながら軽く体を動かすことで、気持ちもリラックスし気分転換にもなります。臨月ごろはお腹も大きくなり、重心をとるのも大変なので、歩きやすい靴を履くようにし、体調をみながらウォーキングを行ってください。できれば、階段や段差が多い場所は避け、長時間のウォーキングも控えるようにしましょう。また、飲み物を持参して水分補給💧も小まめにとりながら楽しんでください。

 

✔ ストレッチ

臨月には、妊婦さんの体に負担がかからない体操やストレッチがおすすめです。妊娠中は特に、腰痛で悩むことも多くなります。そういったマイナートラブルを和らげ、股関節の柔軟性を高めたり、お産時の呼吸法の練習にもなる「安産体操」は、産院などでも指導されることが多いです。また、ストレッチ🧘🏻‍♀️をすることで、お産の不安や緊張をほぐしてリラックスすることもできます。好きな音楽を聴きながら、テレビを見ながら行えるので、すき間時間にストレッチで体をほぐしましょう。


注意が必要な運動とは?

臨月時以外でも、妊娠中は特に激しい無酸素運動は避けた方がよいでしょう。その他にも、お腹に圧迫がかかる運動、転倒しやすい運動、人と接触したり競争する運動は、妊娠中向いていません。また、ヨガの中でもホットヨガは、体温が上昇し過ぎるため妊娠中には向いておらず、仰向けになる運動も避けるようにしてください。また運動中に、立ちくらみや頭痛、腫れ、出血、お腹の下部が圧迫といった症状が感じられた場合は、すぐに運動を中止しましょう。どういった運動をするかは、一度医師🧑🏻‍⚕️と相談してから決めると安心して行うことができるでしょう。