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妊娠中の鉄分うまく摂取する方法は?

鉄分は赤ちゃんの成長に欠かせない栄養素となります。鉄分が不足すると、貧血につながる可能性も高まるため、妊娠中は積極的に摂取したい栄養素のひとつです。妊婦さんが貧血になってしまうと、めまいや立ちくらみなどにより、転倒するリスクも高くなります。そんな妊娠中に欠かせない「鉄分」を上手く摂取する方法についてまとめました📋


妊娠中に欠かせない鉄分

✔ 鉄分が必要な時期とは?

鉄は体内で酸素を運ぶ役割をしている「ヘモグロビン」を作り出すのに欠かせない栄養素です。そのため、赤ちゃんの発育や成長にも大きな役割を果たしていると言えるでしょう。特に、赤ちゃんの成長に伴い血液🩸の循環も盛んになってくるため、そのぶんたくさんの鉄分が必要となります。なので、妊娠中期ごろから後期にかけては鉄分を普段以上に摂取する必要があるでしょう。もちろん産後も、赤ちゃんは母乳を通して鉄分を得るため、妊娠中~産後にかけて鉄分は欠かせない栄養素となります。


✔ 鉄分が豊富な食べ物

妊娠中はもちろん、産後においても鉄分が多く含まれた食べ物を積極的に食事で取り入れる必要があるでしょう。鉄分が不足して鉄欠乏や貧血にならないためには、日頃から鉄分の摂取に注意することが大切です。妊娠後期に必要となる鉄分の目安⚖️は、1日当たり21.5mgとなります。ヘモグロビンの濃度低下につながらないためにも、レバー、赤肉、ほうれん草、木綿豆腐、大豆などを食事に摂り入れるようにしましょう。特に、動物性の鉄分である「ヘム鉄」は、体に吸収されやすいため、ヘム鉄を中心に摂取すると上手く鉄分を摂取することができるでしょう。鉄分が豊富な食べ物を摂取して、貧血対策を行いましょう☝🏻


より効果的に鉄分を摂取するには?


✔ 鉄分の吸収を助ける栄養素

貧血対策として大量の鉄分さえ摂取していれば良いと思いがちですが、血液を作るには他の栄養素も必要となります。血液を通し酸素を運ぶ役割をしているヘモグロビンは、タンパク質に含まれているためタンパク質も欠かせない栄養素となります。また、ビタミンC🍋は鉄分の吸収を促進する働きがあるため、鉄分を合わせて摂取するようにしましょう。ビタミンCは体内では作れないため、食事またはサプリメントで補う必要があります。その他にも、葉酸とビタミンB12もセットで摂取すると造血作用があるため、積極的に摂取したい栄養素となります。


💡 鉄分摂取におすすめのメニュー

妊娠中で簡単に鉄分を摂取できるおすすめのメニューをご紹介します🤲🏻

  • ほうれん草のお浸し

  • しじみのみそ汁

  • ささみとひじきのサラダ

  • あさりたっぷりクラムチャウダー

  • ひじきと大豆の煮物

  • 小松菜とあさりの炒めもの


妊娠中には鉄分だけでなく、多くの栄養素が必要となります。なので、日ごろから栄養バランスのとれた食生活を心がけるようにしましょう🥗