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妊娠中の肌トラブル・ニキビの原因

妊娠中には内分泌、代謝、免疫学的な変化により、身体、精神的な変化も多い時期です。特に体質や肌質が変化すると肌のハリが落ち、乾燥・肌荒れなどの肌トラブルが起きやすくなります。多くの妊婦さん🤰🏻が肌荒れを経験しますが、妊娠前に比べてあまり変化が伴わない場合、あるいはお肌がツヤツヤになることもあります。妊娠中に現れる症状は人それぞれなので、肌トラブルも人によって違ってきますが、妊娠中に起きやすい肌荒れの原因やスキンケア法について紹介したいと思います🤲🏻


原因1−ホルモンバランスの崩れ

妊娠中に起こる肌荒れの大きな原因は、ホルモンバランスの崩れです。妊娠中は体内のホルモンが過度に分泌されたり、減ったりするのでホルモンバランスの乱れが続きます。そのため、体質・肌質が変わり、肌トラブルが起きやすくなります。このような肌荒れは、出産を終えるとホルモンバランスも安定してくるので、お肌のコンディションも回復する傾向にあります。


✔ プロゲステロンの過度分泌

プロゲステロンが多く分泌されることで皮脂の分泌を促します。また、皮脂が増えた影響で毛穴が詰まるとアクネ菌🦠が増殖し、ニキビが増える原因にもなるのです。皮脂分泌が崩れるとニキビだけではなく、肌の乾燥にも影響を及ぼすので、皮脂分泌をバランスよくすることが必要となります。


✔ エストロゲンの影響

色素沈着を起こすエストロゲンは、妊娠中に分泌量が爆発的に増えていき、メラニン色素の生成を促します。シミやそばかすを悪化させてしまうこともあるので、紫外線対策🌞にも十分注意しましょう。


原因2−生活習慣による原因

ホルモンバランスだけではなく、偏った食事やつわりが原因で水分が不足し、肌荒れやかゆみが頻繁に起こることもあります。特に水分不足💧になると便秘も引き起こしやすくなり、老廃物が体の中に溜まります。そういったことから、体内で有害物質が発生し肌が刺激され、肌トラブルを悪化させてしまうのです。また、新陳代謝が活発になり、汗をかきやすくなることで、菌が繁殖しやすい肌環境になってしまうため、汗をかいたら小まめに拭きとるなど、対策をするように心がけましょう☝🏻


🌿How to care

妊娠中は美容治療や塗り薬、飲み薬など、皮膚トラブルの治療は難しいため、ホームケア🏠や自宅でできる改善法を試してみましょう。普段より丁寧に洗顔をし、余分な汚れや皮脂をしっかり落としつつ、肌に優しく低刺激で成分の良い洗顔料を使い清潔を保つようにします。妊娠前に使っていたスキンケア用品が合わなくなったりするので、低刺激なスキンケア用品🧴に変えてみるのもおすすめです。

外出時は帽子や日傘で直射日光を避け、室内にいる時も日焼け止めを塗り、紫外線対策を心がけましょう。また、ビタミンC🥝を意識して摂取するようにしましょう。ビタミンCはメラニン色素の生成を抑え、体内の活性酸素を除去して抗酸化・老化防止などにとても効果的だといわれています。ビタミンCが豊かなブロッコリー、キャベツ、リンゴなど野菜や果物を意識して食事に摂り入れましょう。また、便秘予防や、羊水量の維持、赤ちゃんの成長、肌荒れ、乾燥予防のためにも水分補給はしっかり行うように心がけてください。