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妊婦帯はいつからするの?妊婦帯をつけるメリット

妊娠中の子宮は、赤ちゃんの体温を守るため羊水で満たされています。なので、妊娠中お腹は常に暖かく保つべきですが、体内で大量に生成された血液🩸が、部分的に不足してしまうと子宮が一時的に冷えてしまう状態になり、羊水と赤ちゃんの体温も下がってしまいます。お腹の冷えは、お腹の張りの原因にもなるので注意が必要です。こういったことから、母子ともに体温を守るため、妊娠帯の使用を検討する妊婦さんも多いです。妊娠帯は体温維持の他にも、赤ちゃんの位置を安定させたり、外部からの刺激や衝撃を防いだり、大きくなったお腹の重みを支え腰痛を予防したり、骨盤の靱帯への負担を軽減するなど、沢山のメリットがあります☝🏻


妊婦帯をつける時期と帯祝い

🏷️戌の日と帯祝い(安産祈願)

妊娠帯をつけ始める時期は、妊娠5ヶ月の戌の日に帯祝いを行う頃です。帯祝い(安産祈願)とは、妊娠5ヶ月目に入った最初の戌の日に岩田帯という帯をおなかに巻き、赤ちゃんと妊婦さんの健康と、安産を願うために行われている古くからの行事⛩️です。犬(戌)は一度にたくさんの子どもを産み、なおかつお産が軽いとされているため、昔から多産と安産の象徴とされています。そのようなことから、安産を願う帯祝いは5ヶ月目の戌の日が目安とされています。地域によって時期が異なう場合もありますが、現在でも多くの妊婦さん🤰🏻が戌の日の帯祝いを行なっています。


🏷️帯祝いはどのようにするの?

神社やお寺で帯祝いを行うための腹帯を岩田帯と言い、参拝の際に祈祷してもらいます。古くから腹帯は、妊婦さんの実家🏠から贈るのが一般的とされてきましたが、現在では特に決まりごとはなく、自分で購入する場合や、神社・お寺で用意される場合もあるので、事前に確認をしておきましょう。祈祷を受ける神社、お寺を決める際は人混みなどの参拝しにくい状況を避けて、妊婦さんの体調を最優先に考えて決めるのがよいでしょう。初穂料の納める方法も神社とお寺によって異なりますので、希望する神社・お寺に直接問い合わせてみるとよいでしょう。お参りの際の服装は、正装する必要はありませんが、露出が多い服装や派手な服装は控えつつ体に負担のない服装で、履き慣れた靴👟を選びましょう。


妊婦帯の種類と選び方

妊娠帯には5種類✋🏻のタイプがあります。「さらし」タイプの妊娠帯は、さらしを素材にした妊娠帯です。下からお腹を持ち上げてお腹に巻く帯状なので、お腹の大きさや形に合わせて調整できます。筒状の腹巻型でできている「腹巻」タイプの妊娠帯は綿の素材が多く、伸縮性があるためお腹が小さいときから着用できます。しっかりした着用感よりは保湿と保温の効果が期待できるタイプとなります。「パンツ」タイプはお腹を覆うくらいの大きさのショーツ型🩳の妊娠帯です。ショーツとベルトが一体型になっているため活動性が良く、すっきりした着用感が特徴です。「サポートベルト」タイプはお腹の丸みにすっぽりとフィットし、立ったまま着用が簡単にできます。ワンタッチテープで調整も楽にでき、しっかり支えるため妊娠中期以降から着用し始める妊婦さんも多いです。「骨盤ベルト」タイプの妊娠帯は、妊娠中に緩んだ骨盤関節と靭帯を支えるタイプです。大きくなったお腹の重さからくる腰痛を和らげます。産後には骨盤の引き締め用としても使用できます。お腹の大きさや形は人それぞれです。お腹を圧迫することなく、お腹の大きさや形に合ったものを選びましょう✨