妊娠初期には様々な症状が現れますが、その症状は非常に気づきにくく、初めて妊娠した方は気づかずに過ごすことも多いです。そんな妊娠初期症状について、予め知っておけばいざという時に対処も可能なので、一緒に詳しく見ていきましょう🔍
症状の種類と出はじめる時期
✔ 妊娠超初期の症状
妊娠超初期は、受精卵が着床する時期から始まります。通常、受精から6~10日程度が経過した頃に、妊娠初期症状が始まるとされています。この時期は、体温の上昇や胸の張り、生理前のような軽い下腹部の痛み⚡など、妊娠と確信できない症状がほとんどです。妊娠を予測するためは、普段から生理日を記録して、生理予定日から1週間ほど遅れた場合には、妊娠検査薬を使用して妊娠の有無を確認することができます。
✔ 一般的な妊娠初期症状
妊娠初期は、妊娠15週目までの期間を指します。この時期には、妊娠超初期とは異なり、吐き気や嘔吐、胸の張りや痛み、食欲不振、頭痛、腰痛、便秘、頻尿、眠気💤などの症状が現れ、 こういった症状から妊娠した事実が分かるようになります。これらの症状は、妊娠に関係する3つホルモンの変化によるもので、これらのホルモンの生産などにより、胎児の成長を促しながら、出産の準備を行います。なお、個人差はありますが、一般的に経産婦(出産の経験のある女性)よりも、初産婦🤰🏻の方が強い症状を感じることが多い傾向にあります。
妊娠初期症状のサイン
✔ 少量の出血
妊娠超初期に起こる軽い出血は、着床出血と呼ばれ、子宮内膜に胚が着床する際に一時的に毛細血管が破れることが原因で起きます。これは妊娠することで現れる症状の1つであり、赤ちゃんに影響はないとされています。ただ、出血量が多い場合や、長時間続く場合は異常が疑われるため、必ず専門医🧑🏻⚕️に相談するようにしましょう。
✔ おりもの変化
妊娠初期には、おりものの量や色などが普段と違う場合があります。たとえば、着床出血🩸の際には茶色いおりものが出ることがあるほか、ホルモンバランスの変化により、量が増えたり、匂いが強くなったりすることがあります。ただし、おりもののにおいが臭くなったり痛みがある場合は、妊娠によるものではなく、感染症によるものである可能性があります。
その他に、腹痛や張りなど腹部の違和感、腰痛、胃のもたれに伴う吐き気やげっぷの増加、体温が上がる、だるさや頭痛など風邪に近い症状🤒などが現れます。しかし、これらには個人差があり、症状はそれぞれ異なるので、気になる点がある場合は専門医に相談し対処するようにしましょう。