妊娠する前、普段何げなくしていた生活習慣の中で、特に妊娠すると当たり前のようにできたことが難しくなります。大好物だった食べ物の匂いが臭く感じたり、軽くウォーキングしただけなのに息切れしてしまうこともあるでしょう。妊娠前はよく眠れた😪のに、妊娠初期はつわりの疲労感で、妊娠中期以降からは大きくなったお腹の重さや腰痛が原因で、眠いのにどう姿勢を変えても熟睡できなかったという妊婦さんも多いはずです。そんな妊婦さんのために、より心地よく眠れるおすすめの寝方について紹介したいと思います🤲🏻
妊娠初期におすすめの寝型と
妊娠初期に避けたい寝方
妊娠初期の頃はつわりによる吐き気や消化不良、胃の不快感で眠れない妊婦さんが多いです。こういった場合には、横向きの姿勢で眠ると消化が良くなり、胃もたれも改善し、胃酸の逆流🫁も防げます。方向は右向き、左向きどちらでも構いません。この時期はお腹も出ていない時期なので楽な姿勢であれば、うつ伏せの姿勢で眠っても問題ありません。逆流性胃腸炎で悩んでいる💭場合は、上半身を高めにして、背筋を伸ばす仰向けの姿勢をおすすめします。枕やクッションにもたれがかかるようにし、楽な姿勢を作ってみましょう。妊娠初期に避けるべき寝相は特にないので、妊婦さんが少しでも楽になれる姿勢で眠るようにしてください🛏️
妊娠中期〜後期
お腹が大きくなった妊婦さんへ
☝🏻おすすめの寝型 & 避けたい寝方
妊娠中期からは、どんどんお腹🤰🏻も大きくなっていきます。骨盤も開きはじめるため、背中や腰の痛みに悩まされることも多くなるでしょう。背中や腰の痛みがひどい時は、横向きの姿勢がおすすめです。腰を丸める様な姿勢で脚の間にクッションを挟むと、より腰痛⚡が和らぎます。枕やクッションも活用できますが、大きなバナナ型、U字型をした妊婦さん用抱き枕を使用するのも良いでしょう🙂
この時期に横向きで眠る場合は、左向きがおすすめです。子宮の後ろにある下大静脈🫀が、背骨の右側に位置しているので、左向きのほうは血管が圧迫されにくいためです。妊娠中期から後期にかけては、仰向けの姿勢は死産のリスクが高まる⤴️可能性もあるため、できれば仰向けやおなかを圧迫するうつ伏せなどの姿勢で眠ることは避けましょう。
🤰🏻妊婦さんにおすすめ寝型 『シスム位』
横向きになり膝を少し曲げて、膝の間にクッションやタオルを挟む姿勢をシスム位と言います。左を下にしたら安定した横向き寝が自然とできるため、お腹が苦しくならず、またお腹が横にあり、赤ちゃん👶🏻を守っているような安心感を感じることもできます。また、下大静脈への圧迫が軽減され、低血圧によるめまいやふらつきなどの症状を防ぐこともできます。妊娠中期以降は、仰向けで眠るとお腹の圧迫による低血圧が起きる可能性もあるので、お腹が大きくなってきたら眠る姿勢には十分に注意を払うように心がけましょう🍃