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妊娠や排卵日によって変化する「おりもの」

女性にとって、おりものは日々の健康状態を知るための大切なサインの一つです。特に妊活中の方にとっては、正確な排卵日や妊娠の兆候を把握するために、おりものの状態を観察することがとても大切です。そんな、妊娠や排卵日によって変化する「おりもの」について詳しく見ていきましょう🔍


おりものとは?

おりものとは、膣から分泌される粘液のことです。女性ホルモンの影響を受け、生理周期に合わせて量や状態が変化します。正常なおりものは、自浄作用を促し膣内を清潔に保ち、受精をサポート🤝🏻する役割があります。おりものの色や量は個人差が大きいですが、生理がある時期の女性なら誰しも経験する症状の一つとなります。


正常なおりものと注意したいおりもの

正常なおりものの特徴

おりものの状態には個人差がありますが、通常正常なおりものは、透明または白っぽい状態で、粘り気があり、においはほぼ無臭ですが、生理前に若干すっぱい匂いがすることもあります。おりものの量や質は、排卵周期や妊娠などの状態によって変化するため、普段から自身のおりものの状態や変化をよく観察👀することが大切です。例えば、排卵期に近づくとおりものの量が増える傾向にあります。また、生理が終わった直後は、おりものの量がもっとも少ない時期となります。


注意したいおりものとは?

おりものの色や量、においがいつもと違ったり、下記のような症状が伴う場合、感染症🦠による影響である場合もあります。こういった症状が見られる場合は、専門医に相談することをおすすめします。

  • 排卵や着床の時期と関係なく出血が見られる

  • おりものが異常に臭い

  • かゆみや炎症を伴う


妊娠初期のおりものの特徴

おりものの色や量と粘り気

妊娠初期には、体内のホルモンバランス⚖️が変化するため、普段のおりものとは少し違うなと感じることが多いです。特に、おりものの量が通常よりも多くなる傾向にあります。色も透明な色ではなく、白っぽかったり淡いピンク色になることもあります。また、通常より粘り気がなくなり、クリーム状になることが多いです。こういった変化は、受精卵が子宮内膜に着床するために必要な、プロゲステロンの増加によるものであるため、大きな心配はいりません。


おりものに血が混ざる?

妊娠超初期に起こる軽い出血🩸は、着床出血と呼ばれ、子宮内膜に胚が着床する際に一時的に毛細血管が破れることが原因で起こります。これは妊娠することで現れる症状の一つとなり、赤ちゃんに影響のない出血となります。ですが、出血量が多い場合や出血が長時間にわたって続く場合は、異常が疑われるため必ず専門医🧑🏻‍⚕️に相談するようにしてください。