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つわり対策食べ方のポイント

妊娠初期の女性にとっては、つわりの時期が一番つらい時期でしょう。つわりには、吐きづわりや食べづわり、においづわりといったさまざま症状があります。そんな、つらいつわりに悩む妊婦さんの少しでも役に立つように、つわりの症状別の食べ方のポイントや、食事のアドバイスなどをまとめました📋


症状別食べ方のポイント

「吐きづわり」がひどいとき

吐きづわりとは、食べると吐いてしまう症状のことです。つわりの代表的な症状でもある吐きづわりは、食事の時間や頻度、そして食事内容🥣を気をつけることが大切です。一度に食事を大量に摂るよりも、胃に優しいものを少しずつ数回に分けて摂ることで、胃への負担が少なくなります。また、柑橘系🍊の果物や酢、梅を使ったさっぱりとした料理もおすすめです。消化に良いものを中心に、胃腸への負担を軽減することを意識し食事を摂るようにしましょう。また、嘔吐がひどい方は脱水症状を起こさないように、水分補給も小まめに行うようにしてください。

 

「食べづわり」がひどいとき

食べづわりとは、吐きづわりとは反対に食べないと気持ちが悪くなってしまう症状のことです。食べづわりの場合、空腹の状態が続くと気持ち悪くなるため、小分けにしてちょくちょく食べることが大切です。急激な体重増加を防ぐためにも、カロリーや食べる量には注意しましょう。長時間口に入れられるガムや硬いグミ🍬、するめなどがおすすめです。

 

「においづわり」がひどいとき

においづわりとは、ある特定のにおいを嗅ぐと気持ち悪くなってしまう症状のことです。こういった症状が見られる場合は、においのきつい食べ物を避けることが重要です。また、調理中のにおいや、食事中のにおいが気になる場合には、窓を開けて換気をしたり、消臭スプレーを使ったり、マスクをつけるなどして対策を行いましょう。また、食事も味付けを控えめにしたり、煮物や蒸し料理といった調理法にすると、においも強くなくおすすめです。その他にも、食べ物を冷ましたり凍らせたりすると、においがおさまり食べやすくなります☝🏻


つわりの時期の食事のアドバイス

妊娠時期によって異なるエネルギー必要量

妊娠中は妊婦さんの健康とおなかの赤ちゃん👶🏻の成長のために、妊娠前よりも多くの栄養素が必要となります。妊娠時期により推定エネルギー必要量が異なりますが、妊娠初期は+50kcal/日、中期は+250kcal/日、後期は+450kcal/日が必要だと言われています。また、妊娠中は特に鉄分、葉酸、カルシウム、タンパク質、ビタミンDなどの栄養素が必要なため、意識して摂るようにしましょう。ですが、妊娠初期にはつわりなどで思うように食事が摂れないことも多いため、妊婦さん🤰🏻の体調を見ながら摂取できる範囲で、バランスよく栄養を摂るよう意識しましょう。


妊娠初期に摂りたい食べ物とは?

  • 葉酸:レバー、ほうれん草、アーモンド、アボカド、キノコ

  • 鉄:レバー、赤身の肉、豆類、ひじき、小松菜

  • カルシウム:乳製品、豆腐、小魚、海藻類

  • 食物繊維: 野菜、果物、穀物、海藻類、豆類


妊娠中には、赤ちゃんの発育に必要な栄養素を摂取することがとても大切です。栄養バランスのとれた食事を心がけ、上記栄養をしっかり食事で摂取しましょう😌