妊娠初期に多くの女性が経験するつわりは、身体的・精神的なストレスを引き起こし、日常生活にも大きな影響を与えます。また、つわりの影響で思うように食事が摂れないと、赤ちゃんへの影響など不安になることも多いでしょう。そんな、妊娠初期に妊婦さんを悩ませる、つわりを少しでも軽くするためのコツを紹介したいと思います🤲🏻
症状に合わせたつわりの対処法
✔ 吐き気や嘔吐、食欲不振が見られるとき
ビタミンB6を摂取する
カツオなどの魚類や肉、バナナ🍌などに含まれている「ビタミンB6」は、吐き気対策にもなると注目されています。身近な食べ物から摂取できるので、食事で意識して摂取すると良いでしょう。また、つわりの影響で思うように食事がとれない場合には、医師と相談したうえでサプリメントを服用するのも検討しても良いでしょう。ショウガを取り入れる
欧米では、ショウガもつわりに効果的とされています。ショウガの成分が、消化管の働きを整える役割をしてくれるので、特に吐き気や嘔吐などの症状がひどい方にはおすすめです。ショウガ茶🍵を飲んだり、普段の料理の味付けに、ショウガを加えてみるのも良いでしょう。水分と塩分を摂る
嘔吐が続く場合には、水分と塩分を意識して摂るようにしましょう。水と電解質のバランスが崩れると、体調がさらに悪化する恐れもあります。特に、スポーツドリンクや経口補水液は、水分と一緒に塩分補給できるのでおすすめです。また、なかなか食事が思うように摂れない時でも、比較的食べやすい野菜スープやみそ汁などで、水分と塩分🧂をしっかり摂るようにしましょう。
✔ においが気になるとき
つわりの症状で「においつわり」の症状がひどい方もなかにはいるでしょう。そういった方は、苦手なにおいは、できるだけ避けるようにしましょう。例えば、通勤時の電車内🚃のにおいが苦手な方は、マスクに好きなアロマの匂いを振りかけてにおい対策をしたり、ごはんの炊いたにおいが苦手な場合は、うどんや素麵などと置き換えるのも一つの方法です。
✔ イライラしたり頭痛がするとき
つわりの症状の一つでもあるイライラは、精神的なストレスが原因となることも多いため、趣味を楽しみながら気分を紛らわせましょう。好きな音楽を聴いたり、ドラマや映画を見るのも良いでしょう。また、適度な運動や日光浴🌞はセロトニンの分泌を促し、イライラを和らげてくれます。気分転換をしに、外にお散歩しに行くのも良い気分転換になるはずですよ。
つわりをラクにする食べ方のコツ
食欲がない時は、無理をせずに少量ずつ食べたり、食べられるものを中心に摂るようにしましょう。また、つわりの症状がひどい時期は、食べ物を小分けにして摂ることで、胃への負担を抑え空腹時間⏰を減らすこともできます。食事内容も脂っこいものや、香辛料のきいた刺激の強い料理は、胃に負担をかけてしまうので、控えるようにしてください。起床時に吐き気を感じやすい場合は、枕元に飴やクッキー🍪など軽食を置いておき、朝起きて軽くつまむことで、つわりの症状を軽減することができます。また、水分補給は小まめに行い、嘔吐の症状がひどい方は、スポーツドリンクや経口補水液などを摂取するようにすると良いでしょう。