出産する前に旅行に出かけ、パパや家族と思い出作りをしたいという妊婦さんは多くいらっしゃいます。妊娠の経過が順調で、医師からの指示がなければ、妊娠中の旅行✈️は特に禁止されていません。旅行先でリフレッシュすることで、妊娠生活で溜まったストレスを解消したり、パパや家族との関係を深め、良い影響を与えるでしょう。ですが、胎盤がまだ安定していない妊娠初期や、お腹が大きくなり体調も変わりやすい妊娠後期は、旅行の際に注意点すべき点も多くあります。今回は、そんな妊娠中の旅行について、注意点や旅行におすすめの時期についてまとめました📋
旅行に行きやすい時期
妊娠初期である妊娠12週ごろまでは、流産の可能性が高いとされています。なので、この時期の旅行はなるべく控えた方が良いでしょう。安定期に入る妊娠5~7ヶ月ごろが、旅行に行くのに最適の時期となります。旅行の際、事前に医師🧑🏻⚕️に相談し定期健診で特に問題がなく、体調も良いのであれば特に問題はないでしょう。妊婦さんの体調が良ければ、妊娠8ヶ月ごろまでは旅行をしても大丈夫ですが、妊娠後期はお腹が張りやすく、お産が早まる可能性があるので旅行は控えるようにしてください。特に臨月は旅行を控えることをおすすめしますが、どうしてもお出かけしたい場合は、なるべく近場を選び、何か問題が起きたときでもかかりつけの病院🏥へすぐに戻ってこられるほどの距離にしておきましょう。
旅行先を選ぶポイント
妊娠中に旅先を選ぶ際は、人混みや混雑している場所は避けることがポイントです。人ごみでぶつかり転倒する恐れや、感染症なのどリスクを抑えるためです。観光地ランキングや、話題の観光スポット🎡などで紹介されている場所は、混雑していることが多いのでなるべく控えるか、週末ではなく平日を選んで旅行を楽しむようにしましょう。また、新しい場所よりもすでに何度か訪問したことのある旅行先を選ぶと、土地勘もある程度あるため何かトラブルが起きた時にも対応しやすくなります。妊娠中の旅行は、無理をしないことが大前提なので、移動時間🚗が負担になるような旅行先や、もしもの時に対応できる医療体制が整っていないような旅行先は控えるようにしてください。
妊娠中にする旅行の注意点
✔ 妊娠中の海外旅行はNG!
妊娠中の旅行には、リスクが必ず伴います。注意すべきことを事前に頭に入れ、予め準備をしっかり行うことが大切です。最近では、妊娠中に旅行へ行くことも多い時代ですが、海外旅行はまだまだおすすめできません。海外では、気候や時差⏰など急激な環境の変化により、体調を崩してしまうことがあるためです。外国で万が一トラブルがあった場合、日本とは異なる医療体制で保険が使えず医療費が高額になったり、現地の医療関係者との意思疎通の問題により、しっかりとした治療が受けられなかったり、さらに大きなトラブルを引き起こす場合もあります。そのため、妊娠中の海外旅行は避けるようにし、国内旅行🎌を楽しむようにしましょう。
✔ ゆとりを持って旅行を楽しもう
妊娠中の旅行ではタイトなスケジュールは避け、のんびりゆったり過ごせるようなスケジュール📅にしましょう。特にタイトなスケジュールで観光地を巡るパッケージの観光ツアーは、妊婦さんには体力的に無理があるうえ、他のツアー客にも迷惑をかけてしまう恐れがあります。なので、時間に融通が利く個人旅行にすることをおすすめします。また、連休などの混みやすい時期の旅行も控えましょう。人混みでの転倒の恐れや、トイレ🚽の待ち時間なども頻尿になりやすい妊婦さんにとっては負担となってしまいます。人気な観光地や、人混みが予想されるところは、平日を狙って行くなどし、負担を少しでも軽減しましょう。
妊娠中の旅行はトラブルがつきものです。元気だからといって自己判断で旅行の計画を立ててしまうのではなく、計画を立てる前には必ず医師に相談しましょう。また、旅行の計画を立てる際には万が一の場合に備えて、現地の医療施設などを調べておくと安心ですね☝🏻