仕事を持つ妊婦さんが、いつまで働くことができるかは人それぞれですが、産休ぎりぎりまで仕事を続ける妊婦さんも多いと思います。事務などのデスクワークを行っている妊婦さんは、妊娠中も長時間座りっぱなしで、腰痛や足のむくみなどといった症状で悩むことも多いでしょう。そんな妊娠中のデスクワークについて、注意点や負担のかからない姿勢などを紹介したいと思います🖥️
座りっぱなしが引き起こすトラブル
長時間同じ姿勢で座る状態が続くと、お尻や太ももの圧迫で血液🩸の循環がうまくできず、リンパの流れが滞り、足の筋肉のポンプ作用が低下することになります。これが足がむくむ原因です。またはホルモンの影響大きくなったお腹の圧迫などの影響で、いつも以上にむくみがひどくなることもあります。また、妊娠中のデスクワークでよく発生するトラブルには腰痛⚡もあります。デスクワーク中の腰痛は、誰にでも起きますが、妊婦さんの発症率は一般的の方より高くなります。最近では、ダブルワークをされる妊婦さんも多く、産休に入る直前まで仕事をされる方も多いため、このようなトラブルで不安を感じることも多いでしょう。
デスクワークする妊婦さんは姿勢が大切
妊娠週数が進むにつれ、足は徐々にむくみやすくなり同じ姿勢で長時間座りっぱなしでいると、そのむくみがさらに悪化する可能性があります。一時的なむくみは問題はありませんが、妊娠高血圧症など、病気のサインである場合もあるため、デスクワーク中でもこまめに体を動かしてむくみ予防をすることが大切です。また、妊婦さん🤰🏻はお腹が張り出し、体の重心やバランスが崩れることで、「仙骨座り」「横座り」「猫背」「反り腰」などの姿勢になりがちです。このような姿勢は、一般の方も腰痛を誘発する恐れがあり、お腹が重い妊婦さんはより腰痛のリスクを高めて📈しまいます。なので、このような姿勢にならないように、普段から意識して生活を起こることが大切なのです。
おすすめの座り姿勢・注意したい座り姿勢
✔ 妊婦さんへのおすすめの座り姿勢
デスクワークをする妊婦さんは、どうしても座っている時間⏰が長くなるものです。腰を痛めやすい姿勢を避け、負担が少ない姿勢を意識することで、腰痛を防いだり、和らげたりすることができます。まずは骨盤を前にも後ろにも倒さず、まっすぐに立てた状態を意識し座りましょう。椅子には深く座り、そのまま上体を起こし、背もたれに軽く背を添わせるように座ります。顔をまっすぐ起こし、目線が下に落ちないよう意識すると、猫背にならず「スマホ首」を防ぐこともできます。また、床座りは猫背になりやすいため、デスクワークのように長時間座る場合にはおすすめできません。お腹が大きくなると、立ち上がるときに力が必要になるので、床座りをすると腰や足にも負担をかけてしまいます。そういった面も考慮すると、なるべく椅子生活🪑をする方が良いでしょう。
✔ 妊婦さんが避けるべき座り姿勢
腰や首回りに負担をかけやすい猫背は、上半身全体や目👀の疲れにもつながるので避けるようにしてください。妊婦さんは、お腹の重さで中心が前の方に偏りがちなので、常に意識して猫背にならないよう防ぐ必要があります。その他にも、おなかを突き出すような姿勢である反り腰姿勢は、腰への負担が大きくなるので注意しましょう。床に座る場合には、骨盤周りがねじられ腰に負担をかけてしまう横座りは避けてください。骨盤が歪んで腰痛の原因となってしまうためです。
デスクワーク💺は長時間同じ姿勢を維持する状況が続くので、お腹が苦しくなったり体調に異常を感じたら、立ち上がって軽くストレッチをしたり、可能であるなら少し横になるなどして、休憩をとると良いでしょう。