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妊娠中重いものは持たないほうが良いの?

妊娠中、重いものを持つことには注意が必要だとわかっていても、上の子の世話や、食材の買い出しなどで、重い荷物を持たないといけなくなる時があります。あるいは、妊娠していることを忘れつい重いものを持ってしまうこともあるでしょう。妊婦さんが「重い👜」と感じる荷物を持ってしまうと、お腹が張ることがあります。このお腹の張りが感じられた場合は、すぐに休息をとる必要があります。妊娠中に重いものを持ったことが、流産や早産の直接な原因だという医学的な根拠はありませんが、妊娠中に無理をするのはよくありません。この記事では、妊婦さんが重いものを持つことで起きる症状や影響について詳しく説明します📋


重いものを持つことによる影響

お腹に力が入ることで、身体にさまざまな問題が起こる可能性があります。お腹に力が入ると、子宮の収縮が起こり、出血🩸したり、お腹が張ってしまう場合があります。妊娠中はホルモンバランスが崩れ、胎盤の絨毛から靭帯を緩めるホルモンが分泌されます。そのため、骨盤周辺の靭帯や関節が緩くなり、腰痛が起こりやすくなります。妊娠後期には子宮も大きくなるため、後ろに偏った姿勢となり、下腹部は圧迫を受けるため、この時期に重いものを持ってしまうと腰痛がさらに悪化⚡する恐れがあります。また、重いものを持ちお腹に力が入ることで子宮収縮が促され、早産のリスクを高めてしまう可能性もないとは言い切れません。子宮頚管無力症がある妊婦さんの場合、特に注意が必要で、気づかないうちに早産の兆候が出始めていることもあるので、重いものはなるべく持たないようにしてください😖


重いものを持たなきゃいけない時は? 

妊娠中は、重いものを持たざるを得ないときもあるはずです。上の子がいる妊婦さんは、子どもを抱っこしたり、買いものをしたときに荷物が増えてしまうことも多いでしょう。買い物をする場合は、荷物📦の量を少しでも減らし負担を軽減するため、一度に購入する量を少なくし、ネットスーパーやオンラインショッピングサイトを積極的に利用しましょう。上の子に抱っこをせがまれることが多い場合は、立ったままではなく、なるべく椅子🪑に掛けた状態で抱っこをするようにしてください。また、お出かけ時はなるべくベビーカーを使用するなどし、妊婦さんの体に負担がかからない方法で対処するようにしましょう。


重いものを持つこと以外の注意点

お腹に力が入るのは、重いものを持った時だけではなく、立ちっぱなしの場合も同様にお腹に力が入ります。なので立ち仕事をしている場合は、なるべく働く時間を短く調整をするなど工夫しましょう。医学的に、妊婦さんが持って良い重さが決まっている訳ではありませんが、労働基準法により妊娠中、出産後のママの仕事における重量物を取り扱う作業には制限が定められてます。そのため、仕事中に重いものを持たないといけなくなった時も、上司に事情を伝え軽めの荷物を中心に持たせてもらったり、同僚にサポートを要請するなどし対処しましょう🤲🏻