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妊娠中辛いものは食べてもいい?

妊娠中はつわりの影響や食べ物の好みも変化し、今まであまり食べれなかったものが、急に食べたくなったりします。これは、妊娠中に多く分泌されるプロゲステロンというホルモンが、食べものの好みにも影響を与えるためです。妊娠前から辛いもの🌶️が好きだった人も、妊娠してから辛いものが無性に食べたくなる人も、刺激の強い辛い食べ物がおなかの赤ちゃんに影響があるのか、心配になることもあるでしょう。今回は、そんな辛い物を妊娠中に食べても良いのか、食べる際の注意点などをまとめてみました📋


妊娠中、辛いものは食べて良い?

一般的な辛さのもので食べ過ぎないのであれば、辛いものは妊娠中に食べても問題はありません。刺激の強い食べものが、赤ちゃんに影響するのではないかと不安に思う人もいるかもしれませんが、辛い食べものが赤ちゃん👶🏻に直接的な影響を与えることはないとされています。一般的な料理で辛さの元となっているのは、唐辛子に含まれる「カプサイシン」という成分です。妊婦さんが摂取した食べ物から、必要な栄養素が胎盤を通じて赤ちゃんに届きますが、このカプサイシンは胎盤まで届くことはありません。妊娠中の辛いもの摂取に関するガイドライン📝は特になく、摂取も問題ないとされていますが、食べ過ぎは下痢や胃痛を引き起こす原因になりますので、いつもより少し控えめにしておくと良いでしょう。


妊娠中に辛いものを食べる時の注意点

🥣激辛や量には気をつける

妊娠中はホルモンバランスの影響により、胃腸の働きや消化活動が弱くなることがあり、大量のカプサイシンを摂取すると胃腸に負担がかかります。過剰に摂取する場合、腸壁や胃壁が傷がついてしまい、腹痛や下痢、胃痛、胃もたれなどの症状に繋がる恐れもあります。辛い食べものは塩分も高い傾向にあるため、塩分の過剰摂取にも繋がり高血圧や、大量の発汗による脱水症が起きやすくなるので妊娠中は特に注意が必要です。また、辛い食べものに使われる香辛料は食欲を増進させる作用があるため、ご飯や麺などの炭水化物🍚を食べすぎてしまうことがあります。辛いものは味付けが濃い傾向もあるので、むくみの原因にもなり、食べ過ぎにより体重の増加にもつながるので、妊娠中は辛すぎるものは控え、量も必ず調節して食べることを心がけましょう。


🥣香辛料にも注意が必要

香辛料やハーブの中で、一部は妊娠中に注意が必要なものもあります。カキドウシ、パセリ、セイヨウネズ、コロハ、フェネグリーク、バーベナなどは子宮や子宮筋への作用が指摘されていることもあり、使用する分量には特に注意が必要です。こういった香辛料は、普段の料理で使用される量であれば特に問題はないとされています。ですが、妊娠中に自己判断でハーブ🌿製品を摂取することは控えた方が良いと言えるでしょう。