赤ちゃんが「ばばば」や「だだだ」などの声を発することを見たことがありますか?これは、「喃語(なんご)」というもので、赤ちゃんが発する特有の言葉です。本文では、喃語を発する時期や喃語とクーイングの違いなどについて説明します🤲🏻
赤ちゃんが発する喃語とは?
喃語とは、赤ちゃんが発する特有の音です。喃語は、「ばばば」や「だだだ」など、子音と母音が連続する音🎵で構成され、赤ちゃんが成長するにつれ喃語も増えていきます。赤ちゃんの喃語に必ずしも特別な意味があるわけではないですが、喃語を繰り返すことで赤ちゃんは「ママ」や「パパ」などの、意味のある言葉を話せるようになります。このように赤ちゃんの発声練習ともいえる喃語は、親や周りの人とやりとりをする大切なコミュニケーション🗣️手段でもあります。
喃語を話しはじめる時期
喃語を話しはじめる時期には個人差がありますが、一般的に生後6ヶ月前後から喃語を発しはじめるそうです。生後3~4ヶ月頃から赤ちゃんは、声帯を使って「アー」などの音を出すことができますが、これは喃語ではなく「クーイング」と呼ばれるものです。クーイングは、喃語の前に発する音🔊とななり、母音だけで成り立つ音であることが喃語と異なる点です。クーイングで音をしっかりと出せるようになると、母音と子音が連続する喃語を発するようになります。そして1歳を過ぎると、赤ちゃん👶🏻は喃語を卒業し、少しずつ言葉を話せるようになるのです。
赤ちゃんの喃語が多い・少ない時
✔ 喃語が出ない・少ない場合
上記でも説明したように、喃語を発する時期は赤ちゃんの成長や発達によって個人差が大きくなります。なので喃語が出ない、または少ないからといって、赤ちゃんの成長に問題があると決めつける必要はありません。それでも不安な時は、次のように赤ちゃんと接してみましょう🤝🏻
1️⃣ 赤ちゃんの声に反応する
2️⃣ 高めの声で分かりやすく話しかける
3️⃣ 赤ちゃんをたくさん笑わせる
赤ちゃんに話しかける時は、赤ちゃん言葉を使って話しかけるのも良いでしょう。また、赤ちゃんが「キャッキャ」と笑い声を出すことで、喃語を発するために必要な呼吸をコントロールする練習にもなるので、たくさん笑わせて😊喃語を促してあげましょう。
✔ 喃語が多い場合
喃語が少ない赤ちゃんがいれば、喃語の多い赤ちゃんもいます。喃語が多いからと無視をするのではなく、赤ちゃんの声にしっかり反応👂🏻してあげてください。そうすることで、赤ちゃんは自分の話しをちゃんと聞いてくれていると感じ、喃語を話すことが楽しいと思うようになります。ですが、赤ちゃんの喃語が多すぎて疲れてしまうこともあるでしょう。そういった時は、赤ちゃんと散歩でもしながら、少しリラックスできる時間を作ると良いです。おもちゃ🧸で遊ばせたりしながら、少し休憩をとるのも一つの方法ですよ。
赤ちゃんの喃語はとても可愛いですが、言葉を話す前の数ヶ月しか聞けないため貴重な成長過程でもあります。赤ちゃんの喃語に反応して言葉を返しながら、たくさんコミュニケーション💬をとってあげてくださいね。