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注意したい赤ちゃんの誤飲

赤ちゃんが火傷をしたり、手を切るなどの事故🩹が発生することは珍しいことではありません。家の中であっても事故の危険はいつも存在します。その中で最も多いといわれるのは、赤ちゃんの誤飲です。そんな育児を行っている家庭で起きやすい、赤ちゃんの誤飲について原因や予防法、対処法について解説したいと思います🤲🏻


赤ちゃんの誤飲の原因とは?

日本の家では昔から、靴👟を脱いだ状態で生活をすることが一般的です。そのため、靴を履いだまま生活するアメリカなどに比べ、床や畳に物が置かれていることが多いです。なので、赤ちゃんの手が届きやすい場所に、危険物が置かれていることも必然的に多くなってしまいます。その上、赤ちゃんは好奇心旺盛であるため、家の中を走り回ったり、手にしたものをすぐに口に運んだりします。そういったことから、日本は海外と比べても赤ちゃんの誤飲事故が3~4倍も多いのです。


赤ちゃんの誤飲は予防が大切

誤飲を防ぐには、赤ちゃんから目を離さないことが重要ですが、実際の生活の中で1日中赤ちゃんから目👀を離さずいることは不可能に近いでしょう。大切なのは、赤ちゃんを監視することではなく、赤ちゃんが誤飲をしてしまわないような環境づくりをすることです。この環境づくりで最も大切なことは、赤ちゃんの口に入るサイズのものを、赤ちゃんの手の届く場所に置かないことです。また、「赤ちゃんの手の届く場所」は、月齢や年齢を考慮して考える必要があります。どこに何を置くかを工夫し、ゴミ箱🗑️や鞄など赤ちゃんが中身をあさる可能性のあるものも、なるべく手の届かない場所に置くようにしましょう。


もしも誤飲してしまった時の対処法

対処1️⃣:受診が必要な場合

赤ちゃんが紙やクレヨンなどの異物を誤飲してしまった時、その量が少量である場合は、口の中に残ったものをできるだけきれいに取り除き、しばらくの間赤ちゃんの様子を観察しましょう。特に症状が現れない場合は、そのまま様子を見守っても大丈夫ですが、赤ちゃんの呼吸や顔色がいつもと違ったり、体調に異変が起きたと感じた場合は、すぐに病院で受診するようにしましょう。また、赤ちゃんが飴🍬などの窒息する恐れがある物をご誤飲した時や、タバコ、薬などの危険物を誤飲した場合には、すぐに異物を吐かせてから受診するようにしてください。


対処2️⃣:救急車が必要な場合

赤ちゃんが何を誤飲したのか分からない場合や、漂白剤、洗剤などの化学薬品、または鋭い物を誤飲してしまった場合には、様子を見たり吐かせたりせず、すぐに救急車🚑を呼ぶようにしましょう。また、誤飲後に赤ちゃんの意識がなくなった場合にも、すぐに救急車を呼んでください。救急車を呼んで病院に向かう際には、できる限りわかる範囲で誤飲した物が何か、その個数や量、誤飲した場所や時間、症状などを伝えるようにします。的確な情報を伝えることで、それに合わせた処置がスムーズに行えるため、慌てずに事故の状況を伝えるようにしましょう。また、赤ちゃんの誤飲事故は、誰にでも起こりうるものなので、事前に受診できる医療機関🏥を調べておくと、いざとなった時に慌てず速やかに対処することもできます。


赤ちゃん👶🏻の誤飲事故は、特に生後6ヶ月~2歳までに多く発生する傾向にあり、赤ちゃんの月齢や年齢によって予防法が異なります。なので事故が行ってしまう前に、赤ちゃんの成長に合わせた適切な予防対策を行い、誤飲事故から赤ちゃんをしっかりと守りましょう🤝🏻