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赤ちゃんの目やにがよく出る原因とは?

赤ちゃんの目やには、何度も拭いてあげてもまた出たり、片目だけ目やにが頻繁に出たりするので、どうしてもママやパパはそれが気になってしまいます。また、ひどい目やにや目やにの量が急に多くなると、病気のサイン⚠️であることもあるため、注意が必要です。なぜ赤ちゃんに目やにが出るのか、目やにがよく出る原因やその対処法について解説します☝🏻


赤ちゃんの目やにや病気

✔ 目やにの原因

目やには、目から出る涙などの分泌物に老廃物やホコリが混ざってできるものです。目やには、「眼脂」とも呼ばれており、目に入った異物を排出する役割をします。赤ちゃんは、涙💧を鼻の方へと流す鼻涙管と呼ばれる部分がまだ狭いので、涙を鼻から抜くことが難しく、そういった理由で目やにが出ることが多くなります。また、目やには両方の目から出ることもあれば、片手の目だけに出ることもあります。目やには、正常な代謝物でもあるため、朝🌞起きた時に目やにが少量出ていることは自然なことです。


✔ 目やにから考えられる病気

目やにから考えられる病気には、結膜炎と先天性鼻涙管閉塞症があります。結膜炎は、目をこする行動や細菌・ウイルス🦠などの微生物が原因で、結膜に炎症を起こすものです。結膜炎の症状は、目やにが出たり白目が充血したりします。一方で先天性鼻涙管閉塞症は、通常妊娠6〜7ヶ月頃に開通するはずの鼻涙管が赤ちゃんが生まれた後にも詰まっている病気です。もともとは、鼻へと流れるはずだった涙😢が、鼻涙管が詰まっていることで流れず、目やにとなってしまうのです。他にも目やにの色が黄色でねばりがある場合は、細菌やウイルスによる細菌性結膜炎を起こしているか、または感染症によるものの可能性があります。


目やにの対処法と受診の目安

✔ 目やにの対処法とは?

目やにが出ている時は、まずは拭き取ってあげましょう。赤ちゃんの目やにを拭き取る時には、ぬるま湯で濡らしたガーゼを使ってやさしく拭き取ります。そして目やにの中に細菌や、ウイルスなどが含まれている可能性があるので、目やに拭きに使ったものは再利用せず洗濯し、手もしっかり洗う🚿ようにしてください。また、赤ちゃんが目をこすってしまう時は、水に濡らして絞ったタオルで目を冷やしてあげましょう。赤ちゃんの手も清潔を保ち、目をこすっても細菌が入らないようにします。他にも、赤ちゃんがよく触るおもちゃ🧸もしっかり消毒するなどし、清潔を保つことが大切です。


✔ 受診が必要な場合

赤ちゃんの目やにが何日も続いたりすると、心配で不安になり病院に行くことを考えるママやパパも多いでしょう。赤ちゃんの目やにが気になる時には、目が充血しているか、または気になる症状が他にないかなどを確認します。目やにが多い場合や目が充血している場合、または目の位置が気になる場合などは、しばらく様子を見てみましょう。ですがこういった症状以外の、まぶたが腫れていたり、目に異物が入っていたり、発熱や咳、鼻水などの症状がある時には、早めにかかりつけの病院🏥で一度見てもらうようにしてください。