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赤ちゃんが離乳食を食べない理由と対処法

離乳食🥣を作る時には、赤ちゃんがもぐもぐ食べてくれる姿を期待することが多いでしょう。ですが実際には、せっかく作った離乳食を食べてくれないことも多くあります。頑張って作った離乳食を、思うように食べてくれないと、ママやパパは悲しくなりますよね。そんなママやパパに見て頂きたい、赤ちゃんが離乳食を食べない理由と、その対処法について離乳食の段階ごとにまとめました📋


離乳食初期(生後5~6ヶ月:ゴックン期)

✔ 離乳食を食べない理由

離乳食初期は、母乳やミルクから離乳食に移り始める時期です。この時期の赤ちゃん👶🏻が、初めて食べる離乳食を嫌がることは自然な反応です。ですので離乳食初期は、赤ちゃんが新しい食感や味に慣れるようにすることが最も重要です。また、赤ちゃんの成長には個人差があるものなので、赤ちゃんの発達段階がまだ離乳食を食べられる段階になっていない場合もあります。その他にも、赤ちゃんのお腹が空いていない時に離乳食をあげると、離乳食を食べてくれず拒まれることもあります。


✔ 離乳食を食べない時の対処法

離乳食初期の赤ちゃんは、まだ離乳食そのものに慣れていません。なので、赤ちゃんが飲み込みやすいように、できるだけ食材をすり潰してあげましょう。とろとろしたポタージュ状にしたり、母乳やミルク🍼を少し混ぜるのも方法のひとつです。離乳食を始める際は、消化の良い10倍がゆをなどを、1日1回小さじ1程度の量からあげはじめ、少しずつ量を増やしていきながら、赤ちゃんが徐々に離乳食に慣れるようにします。ここで注意してほしいことは、離乳食の温度です。離乳食の温度が、必要以上に高かったり低かったりすると、赤ちゃんが離乳食を拒んでしまうことがあります。なのでなるべく、母乳やミルクのように人肌程度の温度🌡️にしたのもをあげるようにしてください。


離乳食中期(生後7~8ヶ月:モグモグ期)

✔ 離乳食を食べない理由

離乳食中期は、離乳食の回数を1日2回に増やし食べる習慣を身につける時期です。口腔機能が発達し、舌の動きも良くなってくるので、今まで食べていたポタージュ状🍲の食感を嫌がるようになることもあるでしょう。また、まだ固形物に慣れておらず、違和感を感じる赤ちゃんも多い時期です。その他にも、味覚の発達により今まで食べてきた単調な味が嫌になる赤ちゃんもいます。赤ちゃんが多様な味を感じるようになったことから、食べ物に対しての好き嫌いが少しずつ出てくる時期でもあります。


✔ 離乳食を食べない時の対処法

この時期には、食材の大きさや硬さを赤ちゃんが食べやすいように調整することが重要です。この頃の離乳食は、豆腐くらいの硬さを目安にすると良いでしょう。食材もあまり大きくならないように、できる限り細かくします。硬さや大きさの目安がよく分からない時には、市販のベビーフードを参考にするのも良いでしょう。また、果物やサツマイモ🍠などで甘味を出すようにし、なるべく調味料を使わず味のバリエーションを増やす工夫をしましょう。忘れてはいけないのは、赤ちゃんの食べるペースに合わせることです。赤ちゃんに離乳食をあげる際は、ママやパパのペースであげるのではなく、赤ちゃんが食べるペースに合わせて離乳食を口に運んであげることを忘れないでくださいね☝🏻


離乳食後期(生後9~11ヶ月:カミカミ期)

✔ 離乳食を食べない理由

離乳食後期は、離乳食の回数も1日3回に増えて、歯ぐきで食材を噛む力もより強くなります。赤ちゃんに食事の習慣🍽️がつき、離乳食にもずいぶん慣れてくる頃です。この時期の赤ちゃんが離乳食を食べない場合、食材の大きさや硬さが歯ぐきを使って食べる赤ちゃんには適していない可能性があります。また、その他にも赤ちゃんに自立心が芽生えはじめ、ママやパパに食べさせられるのではなく、自分で食べたいという気持ち💭が原因となる場合もあります。


✔ 離乳食を食べない時の対処法

この時期の赤ちゃんは、手づかみ食べがしたい時期なので、自分の手✋🏻を使って食べることができるようにしてあげましょう。そうすることで、赤ちゃんの食べたいという意欲を高めることができます。小さいおにぎりやゆで野菜のスティック、小さくちぎったパンなどがおすすめです。また離乳食は、食べやすいようにバナナ程度の硬さを目安にすると良いでしょう。赤ちゃんがまだ慣れていない食材を嫌がる場合は、無理して食べさせようとせず、少し時間をおいて出してみたり、好きな食材に混ぜで食べさしてみるなど工夫してみましょう。