子どもの成長において、栄養バランスのとれた食事はとても大切です。赤ちゃんの成長に必要な栄養素は色々ありますが、赤ちゃんはその中でも鉄分不足になりやすいので、離乳食でしっかりと鉄分摂取ができているかをチェック✅することも重要となります。そんな、赤ちゃんの必須栄養素でもある鉄分を摂取する方法と、赤ちゃんが鉄分不足になりやすい原因や症状について見ていきましょう🤲🏻
赤ちゃんに起こる鉄分不足の原因や症状
鉄分不足の原因
赤ちゃんが生後5〜6ヶ月ごろになると、離乳食🥣を始めることになります。赤ちゃんは今まで食べたことのない新しい食材や食感になれていき、ママは成長に必要な栄養がバランスよく摂れるよう工夫して離乳食を作ることでしょう。赤ちゃんに必要な栄養素の中でも、鉄分の摂取は特に重要で、ママのお腹にいる間はママから鉄分を供給され、生後6ヶ月ごろまでは体内に蓄積された鉄分で赤ちゃんは鉄分を補うことになります。ですが、生後6ヶ月になるころには、体内に蓄積された鉄分が底をつきてしまうため、鉄分不足になりやすくなります😖
鉄分不足の症状
赤ちゃんが鉄分不足になると、次のような症状が現われます📝
顔色が悪く青白い
生気がなく疲れやすい
食欲が低下する
呼吸が速い
目の粘膜の赤みが薄く唇の赤みも薄い
ですが、乳幼児の場合だと鉄分不足の症状に気づくことが難しく、健診🩺で分かるケースが多いです。鉄分が足りていない状態が続くと、赤ちゃんの発育や発達にも影響を与えます。また、鉄分不足の状態が続くと、認知機能や運動機能が低下することもあるので、普段から鉄分の補給を心かけることが大切です。
鉄分をしっかり摂取するには?
離乳食で鉄分を摂る
赤ちゃんが鉄分不足にならないように、生後5〜6ヶ月からは離乳食で鉄分を補う必要があります。鉄分が多く含まれた食材は、牛肉や豚肉、鶏もも肉、まぐろなどの赤身の肉🥩や魚、枝豆や小松菜などの野菜です。離乳食初期(生後5~6ヶ月)には、まだ体内に鉄分が蓄積されている状態なので、意識して鉄分を補う必要まではありません。ですが、離乳食中期(生後7~8ヶ月)や離乳食後期(生後9~11ヶ月)には、鉄分をしっかり摂取できるようメニュー構成する必要があります。また鉄分と合わせて、ビタミンCが多く含まれている食材を一緒に食べることで、鉄分を効果的に吸収させることもできます。
サプリメントとベビーフード
鉄分は、できる限り食材から摂れるようにすることがベストです。それでも鉄分の摂取が足らず心配になる場合は、フォローアップミルク🍼で鉄分を補うことを検討しましょう。その際、市販の栄養サプリメントなどで鉄分を補うことは、あまりお勧めできません。サプリメントの摂取を検討する場合は、事前に医者と相談してからにしましょう。一方、市販のベビーフードなどで鉄分を補うことは問題ありません。市販のベビーフードは、食材のバリエーションも豊富なため、普段なかなか使用しない食材が使われたベビーフードを活用しながら、必要な栄養素を補うのも一つの方法となります🙂