赤ちゃんの鼻👃🏻は小さくて鼻腔が狭いため、よく鼻がつまります。鼻がつまると呼吸がしにくくなったり、咳の原因にもなるので注意が必要です。ですが、赤ちゃんは自ら鼻をかむことができないので、ママやパパが対処する必要があります。そんな赤ちゃんの鼻づまりの原因や症状、対処法などをまとめてみました。
赤ちゃんの鼻づまりとは?
✔ 鼻づまりの原因
赤ちゃんの鼻づまりの原因はさまざまですが、主な原因はアレルギー反応や細菌・ウイルス感染によるものです。アレルギー反応は、花粉やハウスダスト、ダニなどによって起こり、粘りのない鼻水🤧が出ることが特徴です。また、こういったアレルギー反応による鼻づまりは、鼻の粘膜が腫れやすく鼻水が外に出にくくなります。次に細菌・ウイルス感染による風邪で起こる鼻づまりです。これは、粘りのある鼻水が、鼻の中で固まることで鼻づまりになります。特に風邪による鼻づまりは、中耳炎や副鼻腔炎を引き起こす可能性もあるので、注意する必要があります。他に、乾燥した空気💨や外気温度の変化などによって、赤ちゃんの鼻づまりにつながることもあります。
✔ 赤ちゃんに与える影響
鼻づまりは、赤ちゃんの生活に様々な悪影響を与えます。鼻づまりによって鼻での呼吸がしにくくなることはもちろん、呼吸が上手くできず赤ちゃんは深い眠りをつくことができなくなり、不機嫌になる子も多いです。また、授乳時もミルク🍼や母乳を上手に飲むことができなくなります。また最悪の場合には、鼻づまりによって赤ちゃんが呼吸困難を起こしてしまう危険もあります。鼻がつまった状態で、鼻呼吸が上手くできないうつぶせ寝をしてしまうと、口がふさがり死に至る可能性まであります。
赤ちゃんの鼻づまりの対処法
✔ 鼻づまりの対処法
鼻づまりの対処法として、いくつか行えることを紹介します。中でも簡単にできる方法は、鼻を温めることです。蒸しタオルなどを赤ちゃんの鼻に当てると、腫れた粘膜や固まった鼻水💧を改善することができます。また、加湿器などを置いて部屋が乾燥しないようにすることも重要です。空気が乾燥していると、鼻の中で鼻水が固まってしまい、呼吸がしづらくなるからです。部屋の湿度は50〜60%に維持することを心がげましょう。家庭用の鼻水吸引器で鼻水を吸引するのも方法の一つですが、赤ちゃん👶🏻の鼻の粘膜は弱いので、吸引器を使う際には鼻水が出るまで何度も吸引したりしないように注意してください。
✔ 鼻水の拭き方のポイント
鼻水が出た時は、ティッシュやガーゼ、綿棒などを使って優しく拭いてあげましょう。ティッシュ🧻やガーゼで拭く時は力を入れすぎないようにし、綿棒で拭く時は鼻の奥まで入れず入り口の周辺を拭き取るようにします。ガーゼは、ぬるま湯で濡らして軽くポンポンと叩くように拭き取ると良いです。また、鼻水を拭いた後には、保湿クリーム🧴などで赤ちゃんの肌をしっかり保湿します。赤ちゃんの肌は、デリケートなためただれやすく、保湿をすることもとても重要なんですよ。
✔ 受診が必要な場合
鼻水の症状に合わせて赤ちゃんの食欲が低下したり、母乳やミルクを飲む量が減ったりするといった症状が見られる場合は、受診が必要です。また、鼻水の状態もよく観察して、鼻水に粘り気があったり緑・黄・茶色っぽい場合や、透明の鼻水が長期間続く場合、眠れない状態が続く場合なども受診🩺が必要です。特に高熱状態(38℃以上)が3日以上続いたり、赤ちゃんがぐったりした状態や、呼吸が苦しそうな場合はすぐに受診するようにしてください。赤ちゃんの鼻づまりは、赤ちゃんに不快感を与える他にも、呼吸困難になると命にも関わる症状なので、対策は早めに行うようにしましょう。