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指しゃぶりはいつまでにやめさせるべき?

子どもは手を動かせるようになると、指しゃぶりをしはじめます。これは楽しい遊びのひとつであり、成長過程においても自然な行動です。ですが、指しゃぶりが長くにわたって続くと、成長に悪影響があるのではと心配になるママやパパも多いでしょう。そんな、子どもの指しゃぶりについて詳しく見ていきましょう👀


どうして指しゃぶりをするの?

🏷️指しゃぶりを始める時期

指しゃぶりは、一般的に生後2ヶ月~4ヶ月📅にかけてし始める子が多いとされています。ですが、なかには授乳期には指しゃぶりをしていなかったのに、断乳・卒乳した後から指しゃぶりを始める子もいるようです。人それぞれなので個人差があると思いますが、子どもの指しゃぶりは指で遊んでいたり、退屈な時や眠い時にすることが多く、こういった行動は2歳~3歳頃にかけて少しずつ自然に減っていきます。幼児期後半にもなると、睡眠時に無意識の指しゃぶりなどが見られても、起きている時に指しゃぶりをすることはほとんどなくなります。


🏷️指しゃぶりをする原因

指しゃぶりは、近くにあるものを吸う本能からくるものです。誰にも教えられなかったのに、母乳やミルク🍼などを飲むのと同じく、1歳頃まで指しゃぶりをすることはとても自然な行動となります。3歳までの指しゃぶりは本能のなごりなので、無理に止めさせようとせず見守るようにしましょう。指しゃぶりは楽しい遊びにもなりますが、気持ちを落ち着かせる効果もあります。また、3歳児健診が行われる際に、約15%の子が指しゃぶりをまだしているという検査結果もあるので、3歳頃までは無理に指しゃぶりを止めさす必要はないでしょう😌


指しゃぶりを止めるべき?

🏷️止めさせるタイミング

3歳ごろから、少しずつ指しゃぶりを止めさせるよう対策をとりましょう。この頃に見られる指しゃぶりには、遊ぶ機会が少ない、退屈しているといった普段の生活環境🏠が原因である場合があります。指しゃぶりをするタイミングによっても、する原因は異なりますが、日中の指しゃぶりはこういった生活環境によるものが多いので、子どもの指しゃぶりへの興味が薄れるよう対策をとると良いでしょう。遊ぶことに集中できる環境作りや、外でたくさん遊びエネルギーをしっかり使える環境を作ることで、少しずつ指しゃぶりをする頻度も減ってくるでしょう。ですが、4歳を過ぎても指しゃぶりがおさまらないと、成長はもちろん歯並び🦷にも影響が出る可能性があります。なかなか指しゃぶりがおさまらず歯並びが心配な場合は、一度小児歯科医に相談してみましょう。


🏷️止めさせるための方法

指しゃぶりを、効果的に止めさせる方法を紹介します💁🏻‍♀️

  • 遊び集中させ指しゃぶりから興味を紛らわす

  • 優しく手を握るなどスキンシップで口に手をもっていかせない

  • 寝る時の指しゃぶり対策に絵本の読み聞かせをする

  • 指しゃぶり防止グッズを使ってみる


子どもは成長するにつれ友達との関りも増えてくるので、自然と指しゃぶりが恥ずかしいものだということを理解するようになります。ですが、生活の変化やそれによる不安やストレスが原因となり、なかなか指しゃぶりが止められない子もなかにはいるでしょう。こういった子にも、指しゃぶりが良くない行動であることを、しっかりと話し合い伝える🗣️こともとても大切ですよ。