子どもがよく食べているお菓子と言えば、チョコレートが思い浮かぶママやパパも多いでしょう。ですが、ママの立場ではチョコレートをいつから食べさせて良いのか、あげるタイミングがよく分からない方もいると思います。そんなチョコレートは、いつ頃から子どもに与えても良いのか、その目安とチョコレートを与える時に気を付けたいポイントについてまとめました📋
チョコレートをあげる時期とメリット
🍫チョコレートはいつからあげるべき?
子どもにチョコレートを与える時期に関しては、明確に決められたものはありません。ですが、1歳半未満の子どもだと、消化器官がまだ未発達なため、2歳を過ぎた頃から与え始めることをおすすめします。また、味覚👄の土台は乳幼児期につくものなので、幼い頃からチョコレートのような濃い味に慣れてしまうと、大きくなっても濃い味付けを好み、薄味では物足りない大人になってしまう可能性もあります。こういったことを防ぐためにも、2歳までは離乳したとしてもチョコレートは控える方が良いでしょう。
🍫チョコレートに含まれている成分
チョコレートに含まれる主な成分には、糖質や脂質などが挙げられますが、それ以外にも「カカオポリフェノール」と呼ばれる健康にも役立つ栄養成分も含まれています。この成分は、チョコレートの原料となるカカオ豆に含まれていて、抗酸化作用はもちろん、LDLコレステロールを低下させる役割もあります。また、その他にもアレルギー症状を緩和したり、ストレス解消に繋がるなど、チョコレートにもメリットがない訳ではありません。自律神経を整えるテオブロミン成分の他、マグネシウム、カルシウム、鉄分といったミネラル成分も含まれているので、2歳を過ぎたころから適度な量を守りあげることは、有益な栄養補給にもなるのです😌
チョコレートを与える際のポイントは?
✔ あげすぎには注意する
チョコレートにさまざまな栄養成分が含まれているとしても、チョコレートとの食べ過ぎはよくありません。チョコレートは高カロリーなため、食べ過ぎは肥満の原因にもなります。また、小さいころから甘くて濃い味に慣れてしまうと、甘いもの依存性が生じる恐れもあります。子どもは食事よりも、チョコレートのようなお菓子を欲しがる傾向にあるので、チョコレートを含むお菓子🍨の食べ過ぎは、ご飯を食べなくなるなど食事にも影響を与え、栄養バランスが崩れてしまう可能性もあります。なので、子どもにチョコレートを与える際には、あらかじめ量を決めておくことが大切です。1~2歳までの子どもには「100~150kcal」を目安に、3~5歳までの子どもには「130~195kcal」を目安にしましょう☝🏻
✔ 虫歯にも気をつけよう
チョコレートの食べすぎるは、虫歯の原因にもなります。食べ過ぎももちろん良くありませんが、量を守りあげたとしても、チョコレートを食べた後は、必ずうがいや歯磨き🪥などを習慣づけましょう。チョコレート自体が虫歯の直接的な原因にはなりませんが、チョコレートに含まれた糖質成分が虫歯と大きく関連しているためです。虫歯を予防するためにも、チョコレートのように糖質が多く含まれたものを与えすぎることは、控えるよう心がけましょう。