赤ちゃんは、生まれてから5ヶ月くらい経つと、泣き声とは違いまた言葉でもない声を出し始めます🔊。いわゆる「喃語(なんご)」と呼ばれるものです。そんな、赤ちゃんの喃語についてまとめました。
赤ちゃんの喃語の特徴
✔ 赤ちゃんの喃語とは?
喃語とは、「アウアウ」や「アーアー」、「ウーウー」など、2つ以上の音を組み合わせて出す声のことを言います。「ばばば」などの、子音と母音で構成させた声のことも含めます。赤ちゃんの声道はまだ未発達の状態なため、言葉を話せるようになるために、喃語を繰り返し話すことで声帯や横隔膜などの使い方を学んでいくのです。赤ちゃん👶🏻が発する声は、まずはクーイングから始まります。生後1〜2ヶ月ごろに始まるクーイングは、赤ちゃんが気分の良い時に「アー」や「ウゥー」などの1音の母音で成り立つ声をだすことです。一方で喃語は、一見クーイングと似ているように見えますが、2つ以上の音が連続🔁しているということがクーイングと異なる点となります。
✔ 赤ちゃんが喃語を発する時期
赤ちゃんの喃語は、個人差がありますが生後5〜7ヶ月ごろに始まり、1歳ごろまで続くと言われています。生後4ヶ月あたりは、喃語とクーイングの区別が難しい時期であり、「アウー」などといった母音だけの声を出したりします。生後5ヶ月になると、少しずつ「ブー」など、子音が含まれた喃語を発し始め、生後6ヶ月になると「アウアウ」などの喃語を出す🎤ようになります。そして7~10ヶ月が過ぎると「ばばば」や「だだだ」など、子音と母音が連続する音となる喃語に変わり、発音もどんどん良くなります。
赤ちゃんの喃語が出ない時
✔ 喃語が出ない原因
生後5ヶ月ころになると、赤ちゃんは喃語を発し始めるということですが、言葉の発育は個人差も大きく、なかなか喃語を話してくれない赤ちゃんもいるでしょう。赤ちゃんが喃語を発しない理由としては、以下のようなことが考えられます💁🏻♀️
身体的にまだ未成熟である
聴覚の問題がある
発達障害または知的障害がある
コミュニケーションをしたい気持ちが芽生えていない
身長や体重などと同様に、言語能力の成長過程も赤ちゃんによってそれぞれ異なります。喃語は、喉の筋肉💪🏻と運動能力、聴覚など身体的な成長と共に、赤ちゃんが他人とコミュニケーションをしたいと思う気持ちの芽生えにも関係しています。また、喃語を話すのが遅いからといって必ずしも赤ちゃんに障害があるとは言い切れません。もし不安なことがある場合には、小児科などで専門家に一度相談するようにしましょう。
✔ 喃語が出ない時の対処法
喃語をなかなか発してくれない赤ちゃんに、どのように接すれば良いでしょうか。まずは、赤ちゃんにたくさん話しかけることです。赤ちゃんにたくさん話しかけることで、赤ちゃんの脳🧠が活性化されます。また、赤ちゃんと目を合わせながら、大きく口を開けてゆっくり話すのも方法の一つです。喃語を促すには、赤ちゃんとのコミュニケーションがとても大切です。笑顔😊で接したり、抱っこしたりしながら、赤ちゃんとたくさんコミュニケーションを取りましょう。そうすることで、赤ちゃんにママとパパとコミュニケーションを取りたいという気持ちが芽生え、喃語が出やすくなりますよ。