つわりが治まり体調が良くなってくると、温泉に入ってリラックスしたい、温泉旅行に行きたいと思う方も多いでしょう。ですが、妊娠中は温泉に入れない、妊婦さんは温泉旅行を控えたほうが良いという噂の影響で、心配になる妊婦さんもいると思います。今回は、そんな妊娠中の温泉事情について紹介したいと思います🤲🏻
妊娠中に温泉
入れるor入れない?
♨️体調によっては妊娠中の温泉も可能
妊娠中も体調に問題がなければ、温泉を楽しんでも問題ありません。温泉にはリラックス効果🍃もあり、妊娠中のストレス解消にも効果的といったメリットもあります。ですが、妊娠初期はつわりの症状がひどかったり、流産・早産のリスクも高いため、なるべく安定期に入ってから温泉に入るようにしましょう。妊娠後期や臨月🤰🏻も体調が急変する可能性があるので、体調を見て温泉に入るかどうかを検討するようにしてください。
♨️妊娠中の温泉が禁止されてる法律がある?
以前までは、温泉の利用に関する「温泉法」が法律📜として定められいました。この法律により、妊婦さんの温泉利用は禁じられていましたが、妊娠中に温泉に入ってはいけないという医学的な根拠はないと判断され、2014年に温泉法の禁忌症に記載されている項目の中から、妊娠中の温泉利用に関する記載が削除されました。ですが、過去に法律で禁止されていたこともあり「妊婦さんの温泉NG」というイメージ💭を持っている方がまだ多いようです。
妊娠中に温泉へ入るメリットとは?
妊娠中は体内の血液量🩸が一気に増加し血流が悪くなったり、ホルモンバランスの乱れなどが原因ですっきりしない体調が続くことが多いです。ですが温泉につかり体を温めることで、血管が広がり血流が促進されむくみが軽減するなどの効果も期待できます。また、温泉にはリラックス効果😌も期待できるため、妊娠中に溜まったストレスを解消するにも効果的でしょう。その他にも、温泉につかると身体の緊張がほぐれ、腰痛や肩こりなどの痛みが緩和するなど、温泉に入るメリットも実はたくさんあります。産後しばらくは、温泉にもなかなか行けなくなってしまうので、家族や夫婦の思い出づくりとして妊娠中、温泉旅行に行かれる方も多いようです👀
妊娠中に温泉を楽しむ時
注意したいアレコレ
妊娠中の温泉には上記で説明した通りメリットもありますが、注意が必要なのも事実です。妊娠中でも安全に温泉を楽しむポイントについて、しっかりと押さえておきましょう📝
- 体調不良が見られる場合は温泉を控える
- なるべく安定期に入ってから温泉を楽しむ
- 温泉に入る際は転倒に注意する
- 長時間にわたる入浴は控える(10分程度を目安に)
- 熱めのお湯に浸かるのは控える(38〜40度を目安に)
- 緊急時に備え家族と入浴したり人が多い時間帯に入浴する
妊娠中に温泉を楽しむのもちろん良いですが、第一に考えるべき事はやはり妊婦さんの体調です。温泉に入る前や、入っている最中に体調の異変を感じたら、速やかに温泉に入るのを中断しましょう☝🏻