妊娠中に食事をしっかりとることは、母子の健康はもちろん、赤ちゃんの成長にも欠かせないことです。なので妊娠が分かると、いつもより食べ物に注意をしたり、食習慣を見直している妊婦さんも多いでしょう。ですが、ついつい食べ過ぎてしまったり、簡単に作れるうどんやパスタなどの炭水化物がメインの料理を食べている妊婦さんもいるのではないでしょうか。この記事では、妊娠中の糖質過剰摂取が引き起こす影響や、妊娠糖尿病についてまとめました💁🏻♀️
妊娠中の糖質摂り過ぎは危険
✔ 血糖値が上昇してしまう
糖質は白い砂糖や甘いもののことをイメージ💭する方が多いですが、実は三大栄養素である炭水化物から食物繊維を除いたものです。この糖質が含まれている、ご飯やうどん、果物などを摂ると血糖値が上昇します。糖質事態が悪いわけではなく、必要な栄養であるためある程度の血糖値の変化は問題ありませんが、血糖値の乱高下📊が激しくなると、「妊娠糖尿病」を引き起こす場合もあります。妊娠糖尿病を引き起こしてしまうと、合併症が生じることもあり、妊婦さんだけでなく赤ちゃんへの影響も与えかねないので注意が必要です。
✔ 体重増加に繋がる
妊娠すると、赤ちゃんの発育を助けるため、カロリーの必要摂取量が増えます。ですが、カロリーが必要だからといって、ただ食べる量を増やせばよいわけではありません。特に、糖質を多く含んだ炭水化物🍞を食べ過ぎると、血糖値の乱高下が激しくなり太りやすくなってしまいます。ある程度の体重増加は、妊娠中は当たり前なことですが、太り過ぎてしまうと妊娠性高血圧や妊娠糖尿病、難産など、妊婦さんと赤ちゃんに危険🚨が及ぶリスクも高まります。
妊娠糖尿病が与える影響
妊娠糖尿病とは、血糖値のコントロールが上手くできなくなる「糖代謝異常」を引き起こす病気で、これが原因により血糖値が高くなり過ぎ、妊婦さんや赤ちゃんにさまざまな影響を与えます😵💫
<妊婦さん🤰🏻に与える影響>
妊娠高血圧症に繋がる
流産や早産などのリスク
羊水過多を引き起こす
難産になりやすい
<お腹の赤ちゃん👶🏻に与える影響>
巨大児になる
先天奇形や発達障害のリスク
新生児低血糖
新生児黄疸
糖質の摂り過ぎを防ぐには
必要以上に糖質を摂取してしまわないためにも、食事をする際はよく噛んで食べることを意識しましょう。よく噛む🦷ことで、満腹中枢が刺激され食べ過ぎ防止に役立ちます。また、血糖値のコントロールも重要となるので、カロリーの摂取量は制限し過ぎず、食後の血糖値急上昇を防止するために分食することを意識すると良いでしょう。食事以外にも、妊娠中の適度な運動は血糖値のコントロールの他にも、体重管理にも役立ちます。なので、体調を見ながらウォーキングやマタニティヨガ🧘🏻♀️などの運動を取り入れてみましょう。ですが、医師から安静をとるよう言われていたり、つわりがひどい妊娠初期や、臨月などは無理な運動は控えるようにしてくださいね。