生後6ヶ月頃になると、多くの赤ちゃん👶🏻が離乳食を始めます。これまで母乳やミルクが主食だった赤ちゃんは、新しい食材に接することになりますが、色々な食材を食べていくなかで特定の食材に対して少し違う反応を示すことがあります。こういった赤ちゃんの反応を見ると「もしかして食物アレルギーでは?」と、ママやパパは心配😔になることもあるでしょう。そんな、赤ちゃんの食物アレルギーの症状や原因となる食物、そして対処法について一緒に見ていきましょう。
食物アレルギーとは?
✔ 食物アレルギーの症状
食物アレルギーとは、体に合わない食物を食べそれに免疫システムが過剰に反応することを言います。食物アレルギーの症状には、じんましんや下痢、湿疹、咳🤧などがあり、ほとんどの場合は食べた直後~30分以内に症状が現れます。また、まれに食べた1~2日後に症状が出る遅延型もあるので注意が必要です。
👉🏻食物アレルギーの主な症状
皮膚粘膜症状:じんましん、かゆみ、浮腫など
消化器症状:下痢、嘔吐🤮など
呼吸器症状:くしゃみ、咳など
全身症状:青白くなる、ぐったりする
✔ 食物アレルギーの原因となる食物
厚生労働省によると、食物アレルギーの発症は0~2歳の乳幼児が多く、成長と共に減少する傾向にあると報告しています。その例として、卵と牛乳🥛による食物アレルギーは3歳での発症は全体の62%でしたが、その後小学1年生では54%、小学5年生では49%と徐々に低下📉しています。また、赤ちゃんや子どもの食物アレルギーは「卵と牛乳」が最も多いですが、食物アレルギーの原因となる食物は他にもあります。
<原因となりやすい食物一覧表📋>
たまご | 小麦 | ミルク | そば | 落花生 | かに | えび |
もも | りんご | クルミ | 牛肉 | 大豆 | いか | いくら |
オレンジ | バナナ | キウイ フルーツ | 豚肉 | アーモンド | さば | さけ |
まつたけ | やまいも | ごま | 鶏肉 | カシュ―ナッツ | ゼラチン | あわび |
食物アレルギーの対処法
✔ 離乳食の進め方
初回の離乳食は、1日に1種類の食材を少量から始めましょう。そうすることで、もし赤ちゃんがアレルギー反応を起こした時にも、原因となる食物を特定することができます。アレルギー症状が出たらすぐ病院🏥に行けるように、離乳食初期は、なるべく平日の日中に食べさせるようにしてください。また、食物アレルギーを心配して離乳食開始時期を遅らせることはおすすめしません。離乳食🥣を遅らせると、赤ちゃんの成長に必要な栄養素を十分に摂ることができなくなるので、心配な場合でもまずは1種類ずつ始めてみるようにしましょう。
✔ 食物アレルギーだと診断されたら?
食物アレルギーの症状が深刻でない場合でも、アレルギーの原因となる食物は控えてあげてください。また、加工食品を利用する場合、食物アレルギーの原因となりやすい卵・牛乳・小麦・えび🦐・かに・そば・落花生の7品目は、パッケージに表示するよう定められています。なので、購入時に食品のパッケージに記載されているアレルギー表示をよく確認✅し、赤ちゃんに食べさせるようにしましょう。また、赤ちゃんが大きくなり、アレルギー症状についてある程度理解できるような年齢になったら、食物アレルギーのことやその対策などについてしっかりと伝えておくと安心ですよ😌