妊娠後~出産するまでは、時期別に様々な検査が行われます。その中でもエコー検査は、超音波を利用してお腹の赤ちゃんの様子を観察🔎する検査となり、楽しみにしているママやパパも多いでしょう。そんな、エコー(超音波)検査について詳しくまとめました☝🏻
エコー検査とは
✔ 赤ちゃんに影響を与えない安全な検査
妊娠中には、赤ちゃんが順調に成長しているかや何か異常がないかなど、お腹の赤ちゃんの様子を確認✅する必要がありますが、レントゲンやCT検査はお腹の赤ちゃんに悪い影響を与える可能性があるため、原則として控えられています。そういったことから、超音波を利用するエコー検査に対しても、不安を抱えてしまう方もいるでしょう。ですが、エコー検査で利用する超音波は、細胞組織に影響を与えない安全なものなので、妊婦さん🤰🏻も安心して検査を受けることができます。
✔ エコー検査で分かることとは?
エコー検査では、赤ちゃんの大きさや羊水の量、胎盤の位置の他にも様々な情報を得ることができます。検査後に検査記録📝として渡されるエコー写真には、英数字で赤ちゃんの発育状況を示すデータが記載されています。この記号の意味を知っておくと、赤ちゃんの成長がより実感できるので下記にてご紹介します💁🏻♀️
👉🏻エコー検査の英数字が意味すること
AC:体幹周囲長(お腹周りの長さ)
AGEまたはGA:妊娠週数
APTD:体幹前後径(お腹の厚みの長さ)
BPD:頭大横径(頭の横幅の長さ)
CRL:胎児頭殿長(頭からお尻までの長さ)
FL:大腿骨長(太腿の骨の長さ)
TTD:体幹横径(お腹の横幅の長さ)
SD:標準偏差(平均的な発育との差)
3D/4Dエコー検査とは?
✔ エコー検査の種類と特徴
一般的に妊婦健診にて行われるエコー検査は、2Dでの検査となりこの検査で赤ちゃんの成長🌱や発育を確認することができます。ですが、残念ながら赤ちゃんの表情などまでははっきりと分かりません。ですが、エコー検査は2D以外の方法でも実は検査が可能です。下記にて、エコー検査の種類と特徴をまとめてみました👀
種類 | 特徴 | 詳細 |
2Dエコー | 平面的に撮った写真 | 骨や内臓など体の内部の発育まで確認できる |
3Dエコー | 立体的に撮った写真 | 縦軸・横軸・奥行を可視化し立体的な様子を確認できる |
4Dエコー | 立体的に撮った動画 | 立体的な様子が映像を通してリアルタイムで確認できる |
✔ 3D・4Dエコー検査ができる時期と分かること
3D・4Dエコー検査は、妊娠12週ごろから行えますが、この時期の赤ちゃん👶🏻はまだ小さいため妊娠22週~25週ごろにすると、より赤ちゃんらしい姿が見られるでしょう。妊娠25週以降になると、赤ちゃんが大きくなってくるので、画面に全て収まらなくなってしまいますが、その反面表情やしぐさなどはより見やすくなるでしょう。また、30週を超えてしまうと赤ちゃんもぐんと大きくなるので、表情としぐさ✋🏻も見えずらくなります。また、3D・4Dエコー検査は、赤ちゃんの顔立ちや性別の確認はできますが、発育面や障害の有無までは確認できません。
✔ 3D・4Dエコー検査のメリット
3D・4Dエコー検査のメリットは、ママはもちろんパパも一緒に赤ちゃんへの愛着💓が育てられるといった点です。ママの場合、体の変化や胎動などで毎日赤ちゃんの存在を感じることができますが、パパは自分の体に何か変化が起きる訳ではないため、出産するまではママに比べて赤ちゃんへの愛着を抱きにくいです。ですが、特に4Dエコー検査の映像🎞️などをパパに見せることで、実際に映像を通して赤ちゃんを見ることができるので、愛着が育ちやすくなります。
3D・4Dエコー検査は、赤ちゃんの表情豊かな様子を見たり、記念や思い出に残したりもできるのでメリットも大きいです。ですが、やはり赤ちゃんの成長や発育状態を詳しく見るには、一般的な超音波検査が重要となるので、忘れずに2Dでも妊婦健診のスケジュール📅に合わせて検査を受けるようにしましょう。