発達障害という言葉を耳👂🏻にすると、真っ先にADHDが浮かび上がるのではないでしょうか？ですが、ADHDの子どもにどのような特徴があるかについては、何となく分かってはいるけど詳しくは知らない方が多いと思います。そんな方に見て頂きたい、ADHDの子どもに現れる特徴とADHDの治療法、そして接し方についてまとめてみました📋
子どものADHDの種類や特徴
✔ 子どものADHDとは？
ADHD(注意欠如・多動症)とは、発達障害の一つとなり、「注意欠如」や「多動性障害」とも呼ばれます。ADHDは、脳🧠の一部に先天的な機能障害があり、不注意や多動性、衝動性といった行動特性が見られます。
不注意：注意不足・集中することが難しい
多動性：じっとしていられない
衝動性：思いつくと我慢できず行動する
ADHDの子どもは、その行動特性によって日常生活や学校生活🏫、そしてコミュニケーションにも難しさを感じます。ですので、子どもの特性を理解した上で接することがとても大切です。
✔ ADHDの種類と特徴
ADHDは、行動特性の現れ方によって3つの種類に分けられます☝🏻
1️⃣不注意優勢に存在
不注意の行動特性が、他の特性に比べて強く見られるタイプです。授業中🏫に集中できない、忘れ物が多いという特徴があります。
2️⃣多動・衝動優勢に存在
多動性と衝動性の行動特性が強く現れるタイプで、じっとしていられず無意識に体を動かしてしまう、欲求や感情のコントロール🔁が難しいという特徴があります。
3️⃣混合して存在
不注意と多動性、衝動性が共に現れるタイプです。
子どものADHDの治療法
ADHDは、生まれつきが脳に機能障害があるもので、完治することは難しいとされています。ADHDの治療法は、療育(発達支援)と薬物療法💊の2つに分けられ、2つの治療法を組み合わせると効果的だと言われています。療育では、ADHDの子どもに不必要な刺激を減らし集中しやすい環境を作ってあげたり、子どもが集団活動で必要なスキルを身につけることができるようサポートする治療法です。一方で薬物療法では、ドーパミンなど脳内の神経伝達物質を薬物で調整する治療法となります。ただ薬物療法を行う際は、一日の服薬回数や薬効が出る時期、そして副作用などは人によって異なるため、医師👩🏻⚕️と相談しながら現在の状態に合わせて薬を処方してもらいましょう。
ADHDの子どもへの接し方
ADHDの子どもは、その行動特性から怒られたり叱られる機会が比較的に多いです。そういったことから、自分に自信を持つことができなくなります。なので、ADHDの子ども👧🏻に接する時は、子どもにやる気や自信がつくようにサポートすることが大切です。以下にいくつかの方法を紹介します。
できないことよりできることに目を向ける
行動目標を決めてできたらたくさん褒める
わかりやすいルールを決めて守れたら褒める
事前に声をかけて🗣️失敗しないよう注意を促す
注意する回数を減らす