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妊娠前から摂りたい葉酸の重要性

妊活中から、妊娠初期~妊娠後期にかけて摂取することが望ましいとされる葉酸は、赤ちゃんの成長のためだけでなく、母体にも良い影響を与えるとされています。特に妊娠超初期は、葉酸💊の摂取が最も必要な時期なため、妊活時期から葉酸を摂取することが理想的だとも言われています。そんな、妊娠中には欠かせない葉酸の効果や、母体と赤ちゃんに与える影響、妊娠になぜ葉酸が必要なのかについて一緒に見ていきましょう🔍


葉酸とは?

葉酸は栄養素の一つとなり、ビタミンB群の一つでもあります。この葉酸は、主に赤血球🩸の形成に大きく関わり、DNAやRNAなどの核酸やたんぱく質を合成するためにも欠かせない栄養素です。その他にも、赤血球を作るのにも必要な栄養素なため、葉酸を摂取することで貧血の予防にも繋がります。時期別の葉酸摂取量の目安を下記にてまとめました💁🏻‍♀️

妊活中~妊娠初期(3ヶ月ごろまで)

+400μg

妊娠中

+240μg

授乳中

+100μg


成人男女の1日当たりの葉酸摂取推奨量である「240μ」から+してください。


葉酸の重要性を知ろう

🏷️赤ちゃんに与える影響とは?

葉酸には赤血球を作り、妊娠初期に活発に行われるDNAやRNAの細胞分裂を助ける働きがあります。また、赤ちゃん👶🏻の神経管が作られる時にも多くの葉酸が必要です。十分に葉酸を摂取することによって、先天異常である神経管閉鎖障害などのリスクを低減させることができます。葉酸はDNAの合成にも必要な栄養素なので、葉酸が足りなくなることでDNA🧬がうまく合成されずに、細胞分裂にも支障をきたす恐れがあります。細胞分裂に支障が出てしまうと、発育不全を引き起こしたり、下半身麻痺などの障害や流産、死産のリスクも高まるので、妊娠中に葉酸を摂取することはとても重要なのです。


🏷️母体に与える影響とは?

妊娠中には、赤ちゃんの成長を助けるために母体🤰🏻の血液中の栄養素が使われます。こういったことから、血液濃度も薄くなり妊娠前より貧血を起こしやすくなります。なので、ビタミンB12とともに赤血球を作る役割を果たす葉酸を、積極的に摂取する必要があるのです。また、葉酸が不足してしまうと「葉酸塩欠乏症」を引き起こす可能性があります。葉酸塩欠乏症は、貧血😵‍💫やめまい、下痢、疲労などの症状を伴い、重症化すると味覚異常や認知症などを引き起こすこともあります。またその反面、葉酸を摂取することで動脈硬化を予防したり、妊娠高血圧のリスクも低下📉させる効果もあります。葉酸を摂取することで、セロトニンの分泌量が増えストレスを軽減させたり、精神的な安定をもたらすなど、葉酸は赤ちゃんだけではなく母体にも重要な栄養素なのです。