妊娠超初期には、多少の出血🩸が起こることがあります。これは「着床出血」というもので、出血の時期や症状などが生理と似ていることから、妊娠が初めての方だと生理と勘違いしてしまうことも多いでしょう。ここでは、着床出血とはなにか、そして生理とは何が違うかについて見ていきたいと思います☝🏻
着床出血について知ろう
✔ 着床出血ってなに?
着床出血とは、子宮内膜に受精卵が着床する際に、子宮内膜の血管が傷つけられて出血が起きるもので、妊娠🤰🏻の兆候の一つになります。着床出血は、妊娠超初期に起こる症状の一つではありますが、全ての女性が経験するといった訳ではなく、着床出血を経験するのは全体の約20~30%ほどだとされています。また、着床出血以外でも軽い出血が起こることはあるので、妊娠を確定するのは妊娠検査薬または医師🧑🏻⚕️の診断などを通して、妊娠確定をするようにしましょう。
✔ 着床出血の色や量、出る期間とは
1️⃣着床出血する期間
着床出血が出る期間は、個人差がありますが数時間から数日の短期間📅で終わることがほとんどです。着床出血は、女性の体質や子宮内膜の状態、受精卵の着床状況によって影響されるので、場合によっては1週間ほど続くケースもあります。
2️⃣着床出血の色
着床出血の色にも個人差があり、ピンク色や薄い茶色、淡い赤色の出血が起こることが一般的です。また、出血の進行や血液の状態によって着床出血の色が変化することもあります。
3️⃣着床出血の量
着床出血の量は、生理に比べて少量🤏🏻であることが多いです。
着床出血と生理の違い
着床出血は、妊娠4週目頃と生理予定日とほぼ同じ時期に起こり、生理と同じく腹痛・頭痛・眠気・食欲の変化・イライラ感☹️などといった症状も現れるので、着床出血と生理を見分けることは難しいことも多いでしょう。ここでは、生理とは区別される着床出血の症状をまとめてみました。
👉🏻出血量が少ない
着床出血は、通常の生理より出血量が少ないのが特徴です。
👉🏻色が異なる
着床出血の色は、ピンク色や薄い茶色、淡い赤色が一般的で生理血の多少異なります。
👉🏻痛みが少ない
着床出血は、生理と違って生理痛のような痛みを伴わないケースが多いですが、中には軽い痛みを経験する人もいます。
👉🏻生理とタイミングが異なる
子宮内膜に受精卵が着床するのは排卵から約6-12日後で、着床出血が出る時期と生理周期が必ず一致する訳ではありません。
着床出血ではない原因で起こる出血
妊娠超初期には、着床出血以外の原因で出血が起こることがあり、出血の状態によって心配しなくていいものと、緊急🚨な受診が必要なものがあります。出血が少量で鮮血ではなく痛みを伴わない場合は大きな心配はいりませんが、生理のように出血量が多かったり鮮血で腹痛を伴う出血の場合は、すぐに病院🏥で診てもらうようにしましょう。
💡着床出血でない出血の原因
妊娠と関係ある原因 | 絨毛膜下血腫、子宮外妊娠、初期流産、切迫流産、前置胎盤、胞状奇胎など |
妊娠と関係ない原因 | 排卵期出血、子宮頸部びらん、子宮頸がん、子宮体がん、子宮頚菅ポリープなど |