妊娠初期に熱っぽくなるという話を聞いたことがある方も多いのではないでしょうか。生理も少し遅れているなか、熱っぽさ🤒を感じると「もしかして妊娠かも?」と思う人もいるかも知れません。ここでは、妊娠初期に起こる体温の変化について見ていきたいと思います🔍
妊娠初期には基礎体温が高くなる
🏷️妊娠初期の体温の変化
人の体温は常に一定している訳ではなく、体温を測る時間帯⏰や活動状態などによって高くなったり低くなったりします。このような体温の変動は、女性だけではなく男性にも現れる現象ですが、女性は他にも女性ホルモンの作用によって体温が変化することがあります。女性ホルモンは、排卵と生理の周期📅に合わせて増えたり減ったりしますが、それに合わせて体温も上がったり下がったりします。また基礎体温とは、安静した状態での体温のことを指し、自身の基礎体温を把握し体温の変化を観察することで、排卵や生理の周期を予測したり妊娠の可能性に一早く気づくことがきます🙂
🏷️体温の変化から見る妊娠の可能性
1️⃣妊娠の可能性がない場合
排卵のため女性ホルモンが多く分泌されると基礎体温が上がり📈ます。排卵に合わせて高くなった基礎体温は、およそ2週間後に始まる生理で元の体温に戻ります。
2️⃣妊娠の可能性がある場合
妊娠している場合だと、排卵に合わせて体温が高くなった状態が2週間以上続きます。排卵予定日の前後に性交をしていて、生理予定日になっても体温🌡️が下がらず熱っぽい状態が続く場合は、妊娠の可能性があります。
妊娠初期に感じる熱っぽさ、大丈夫?
🏷️赤ちゃんへの影響は?
妊娠初期に熱っぽさを感じたり、そういった日が続くとお腹の赤ちゃん👶🏻に影響があるのではと心配することもあると思います。妊娠初期の体温の上昇は、プロゲステロンという妊娠を維持するためのホルモンの作用によるものなので、赤ちゃんに与える影響はありません。また、妊娠15週くらいには、熱っぽさの症状も収まるので、それまでは軽い服装で過ごしたり空調機器を利用するなどの工夫をして快適🍃に過ごせるようにしましょう。また、もし妊娠15週目になる前に熱っぽさの症状が改善されたとしても、流産などの兆候ではないので安心してください。
🏷️受診が必要な場合
妊娠初期に熱っぽさを感じることはあっても、あくまでも微熱程度であり、38℃以上にまで上がることはほとんどありません。もし38℃の高熱😵💫が出た場合は、妊娠ではなく風邪など別の原因によるものの可能性があります。この状態が続くと、赤ちゃんにまで影響を与えることもあるので、すぐに病院へ受診し適切な治療🩺を受けるようにしましょう。また、妊娠初期の39.5℃以上の高熱は流産などのリスクがあるという報告もあります。なので、次のような症状が見られたら必ず病院🏥へ受診するようにしてください。
- 37.5℃以上の熱が3日以上も続く
- 38℃以上の発熱症状がある
- 鼻水や頭痛、のどの痛みなどの症状を伴う