赤ちゃんが寝返りを始めるようになると、ベッド🛏️での転落事故に対する安全対策が必要になります。それに伴い、ベッドガードを使用するケースも多いと思いますが、実はベッドガードの使用が必ずしも安全という訳ではありません。ベッドガードによる事故も多発していており、中には死亡にまで至ったケースもあるからです。そんな、使用時には注意が必要なベッドガードの事故の例や予防法、安全なベッドガードの選び方についてまとめました📋
ベッドガードが危険な理由
✔ ベッドガードでの事故
ベッドガードとは、大人用ベッドの横や足元部分に取り付ける柵のことを言います。主に、赤ちゃんが寝返りなどでベッドから転落することを防止するために使用されることが多いです。ベッドガードは、安全対策として使われるものですが、それとは逆にこのベッドガードが原因で起きる事故も多いです。次は、事故の例となります💁🏻♀️
転落事故 | 製品にもよりますが、ベッドガードがベッドの周囲全体を囲んでいるわけではないので、ベッドガードに囲まれてない部分から赤ちゃんがすり抜けて転落する事故が起きています。 |
窒息事故 | マットレスとベッドガードの間に、赤ちゃんが挟まって窒息してしまうといった事故も起きています。このような事故が起きた場合、ベッドの高さが低かったりすぐ発見できた場合には軽傷で済むこともありますが、最悪の場合重症や死亡にまで至ることもあります。 |
✔ ベッドガードでの事故の予防法
では、どうすればベッドガードでの事故を事前に予防することができるのでしょうか。ベッドガードの使用を検討する前に、まずは次の3つを確認しましょう🔍
👉🏻できるだけベビーベッドを使う
柵のない大人用ベッドは、赤ちゃんが落下する危険があるので、できる限り赤ちゃん用のベビーベッドで寝かせるようにしましょう。また、窒息事故を防ぐために硬めのマットレスを使用してください。
👉🏻添い寝は布団でする
添い寝をする時は、ベッドではなく布団で寝かせましょう。またベビーベッドと同じく、柔らかいクッションなどを置かないなど、窒息事故の防止にも十分注意⚠️してください。
👉🏻ベッドガードは生後18ヶ月以降から使う
一般財団法人製品安全協会のSG基準(Safe Goods)によると、生後18ヶ月未満の幼児にはベッドガードを使用しないよう呼びかけています。
安全なベッドガードの選び方
✔ 安全なベッドガードのポイント
SG基準によると、赤ちゃんが生後18ヶ月を過ぎるとベッドガードを使用しても問題ないとのことです。そこで、安全で安心して使えるベッドガードの選び方を紹介します🤲🏻
1️⃣SGマークの有無を確認する
製品安全協会の基準を満足した製品につけられるSGマークは、安全性を保証します。
2️⃣ベッドガードの高さは50cm以上
マットレスの厚みを考慮すると、高さの低いものだとガードとしての役割を上手く果たせない可能性があります☹️
3️⃣素材はメッシュタイプにする
メッシュタイプのベッドガードだと、風通しがよくベッドの外でも中の様子が確認できるので安心です。
4️⃣アンカーベルトがついているものにする
アンカーベルトは、ベッドにベッドガードをしっかりと固定するためのベルトです。アンカーベルトがあるとベッドガードがよりしっかり固定されるので、少しの衝撃⚡で外れたりせず安心して使えます。