高齢出産は、35歳以上で初産することを言います。近年では、女性の社会進出が増えたことや晩婚化により、高齢出産が増えています。高齢出産には、様々なメリットがある一方で、20代の出産に比べるとリスクが伴うことも事実です。そんな、具体的な高齢出産のメリット、デメリットについて見てみましょう🔍
高齢出産のメリットとデメリット
🙂高齢出産のメリット
豊かな人生経験は精神的な豊かさにつながり、これは妊娠と出産を支えてくれる大きな力にもなります。また、社会人として活躍した期間が比較的長いため、経済的な余裕💰もあり選択肢が多いところもメリットの一つでしょう。また、「子育ては体力が必要なので若いうちに産むべき」という話も良く耳にしますが、高齢出産の場合これまで仕事や社会生活で培ってきた忍耐力や柔軟性は、子育てにおいても強み💪🏻になります。
☹️高齢出産のデメリット
高齢出産のデメリットには、流産や早産、帝王切開のリスクが高く📈なるといった面があります。若い女性の流産率が15〜20%であることに比べて、40歳以上の女性だと流産率が40%と2倍ほど高くなります。また、年齢が高くなるとともに妊娠する確率も下がっていきます。その他にも、精子や卵子が老化してしまうことから、赤ちゃんに先天性染色体異常🧬が発生するリスクも高くなります。染色体異常による疾患にはダウン症がありますが、40歳以上の出産では約100のうち1人がダウン症など先天性染色体異常があると言われています。このように高齢出産には様々なリスクが伴われますが、これらのリスクは若いからといって100%安全だという訳ではありません☝🏻
高齢出産で気をつけてほしいこと
高齢出産だと、妊娠と出産をより慎重に考える必要があることから気をつけたい部分も多いです。そんな高齢出産の際に、気をつけて欲しいことをまとめてみました📋
1️⃣体の変化やサインをキャッチする
普段から体調をよく観察して、体の変化やサインをすぐ感じ取るようにしましょう。特にお腹の張りや痛み、出血、胎動の減少📉などは切迫早産のサインなので、速やかに病院にて受診を受けましょう。
2️⃣妊婦健診で現状をしっかり把握する
高齢妊娠だと合併症が起こりやすいので、定期的な妊婦健診で体の状態をしっかり把握しておくことが大切です。
3️⃣食生活は健康的にバランス良く
妊娠中に必要なタンパク質やカルシウム、葉酸、鉄分などの栄養素🥗を積極敵に摂るようにしましょう。
4️⃣体力作りをする
軽いウォーキング🚶🏻♀️などの有酸素運動で体力を作っておくと、妊娠と出産だけでなく育児の際にも役に立ちます。
5️⃣家事は無理しない
妊娠中はもちろん出産後にも、体調が悪い時には無理しないようにしてください😌