妊娠中の有酸素運動は何分が目安？

最近続けている運動はありますか？運動には、ウォーキングや水泳などといった有酸素運動や、ヨガなど筋力を高めてくれる無酸素運動があります。その中でも有酸素運動は、妊婦さんにも欠かせないものらしいです。妊娠中になぜ有酸素運動が必要なのか、そして運動は1日にどれくらいするのが目安なのかについて一緒に見ていきましょう🔍

妊娠中に酸素運動が必要な理由？

まずは、妊娠中に酸素運動が必要な理由をまとめてみました。

1️⃣適正体重＆体力維持

妊娠中の有酸素運動は、体重管理だけでなく体力向上💪🏻もできるので、健康に妊娠期間を過ごすことができます。

2️⃣胎児の発育＆発達

有酸素運動は血流をよくするため、より多くの栄養が血液を通じて赤ちゃん👶🏻に供給されるようになります。こういったことから、胎児の成長・発達にも肯定的な影響を与えることができます。

3️⃣妊娠症状＆痛みの減少

アメリカ産婦人科学会によると、妊娠中に規則的な運動をした妊婦さんは、腰痛の減少・便秘の改善・妊娠性糖尿病と帝王切開のリスクの減少・体力向上・心臓と血管の強化などの効果が得られるとしています🙂

4️⃣安産につながる

アメリカのとある大学の研究によると、有酸素運動をした妊婦さんの自然分娩率が約6％と高く、妊娠性糖尿病や高血圧の発症リスクも低く📉なるということが分かっています。

有酸素運動は1日にどれくらいが目安？

妊婦さんの中には、妊娠前から運動をしていた方がいれば、全く運動をしていなかった方もいると思います。妊娠中の運動🚶🏻‍♀️が良いからといって、普段運動をしていなかった人が無理に運動をするのは良くありません。妊娠前から運動する習慣があった人だと基礎体力があるため、1日に15〜30分ほどを目安に運動をしましょう。また、1週間にトータル150分⏰ほどを目標にし、その中で運動の回数を調整すると良いでしょう。一方で妊娠前からあまり運動をしていなかった人は、体に無理がかからない範囲で軽い運動から始め、少しずつ時間や回数を増やしていくことが重要です。体が運動に慣れてくるまで無理せず、週3回ほどの運動で1週間に5分ずつ運動時間を増やしていきましょう😉

👉🏻妊婦中の運動

妊娠中の運動で注意すべきこと！

妊娠中の運動は、胎児の成長やマイナートラブルの改善などにも良い影響を与えますが、気をつけるべきことも沢山あります☝🏻

• 風通しのよい服とクッション性のある靴を選ぶ
• 運動を始める前に軽くストレッチをする
• 気温と湿度の高い日には運動を控える
• 運動中はこまめに水分補給をし運動前後には十分休息をとる
• 空腹での運動は避けるようにする

また、早発陣痛や妊娠中毒症がある場合、早産のリスクがある双胎妊娠などで医師から安静が必要だと診断🧑🏻‍⚕️された場合は、運動は控え休むようにしてください。その他にも、運動中にめまいや頭痛、出血、呼吸困難などの症状が現れた場合は、即時に運動を止めて休憩をとりましょう🍃