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妊娠中交通事故にあってしまったら?

妊娠中は、胎児はもちろん母体の健康のためにも色々と注意⚠️すべきことが多いです。ですが、日ごろから安全に気をつけて生活していても、予想外のことが起こる可能性は十分あります。しかもそれが交通事故となると、例え軽い事故であってもお腹の赤ちゃんへの影響が心配になるのは当然のことです。そこで今回は、妊娠中交通事故にあってしまった時の対処法や注意してほしい症状、また妊娠中の交通事故が胎児に与える影響について詳しく説明したいと思います🤲🏻


妊娠中の交通事故どう対応する?

まずは、妊娠中交通事故にあってしまった時の対処法について見ていきましょう👀

1️⃣病院で検査を受ける

もし交通事故で腹痛や出血の症状が現れたら、すぐに救急車🚑を呼んで病院に向かいましょう。目立たない外傷がなくても、事故の衝撃が胎児にも影響を与えている可能性があるので、かかりつけの病院や産婦人科でしっかり検査してもらうようにしてください。

2️⃣警察や保険会社に連絡する

交通事故にあった場合、警察に連絡することで事故現場を証拠として残し、事故の状況を客観的に見分することができます。また、警察側👮🏻‍♂️で作成された資料などは、今後の手続きでも重要な資料となるので大事に保管しておきましょう。保険会社に連絡すると、弁護士特約など保険上の特約などが利用可能か確認することができます。

3️⃣出産まで示談交渉をしない

交通事故後に生まれてくる赤ちゃん👶🏻に、どのような影響があるかは産まれてみないと分からないものです。なので、示談交渉は出産後に行うようにしましょう。人身事故の消滅時効は、「交通事故の発生日から5年」となっているので示談交渉を急がなくても大丈夫です。


妊娠中の交通事故による症状

🚨注意が必要な症状

次に、交通事故にあった妊婦さんに一般的に見られる症状をご紹介します💁🏻‍♀️

👉🏻切迫流産・切迫早産

交通事故で腹部に強い衝撃が加わると、切迫流産や切迫早産につながる可能性があります。症状としては、お腹の張りや出血、破水💧などが見られます。

👉🏻子宮破裂

子宮破裂は、腹部への衝撃で子宮が破裂してしまうことで、特に帝王切開で出産した経験がある妊婦さんに発生しやすい症状です。

👉🏻胎盤早期剥離

胎盤早期剥離は、腹部への強い衝撃が原因となり胎児に対する血液や酸素の供給が止まってしまうことです。主な症状は、出血🩸や子宮の痛みなどがみられます。

👉🏻胎児母体間輸血症候群

胎盤には、胎児と母体の血液が混ざらないようにする薄い膜があるのですが、これが破れて胎児と母体の血液が混ざってしまうといった症状が現れることもあります。

👉🏻胎児の外傷

交通事故の衝撃で、胎児に外傷が生じることもあります。


🚨胎児に与える影響

妊婦さんが交通事故にあうと、妊婦さん🤰🏻自身の治療はもちろん、胎児に対する検査も必要となります。場合によっては、母体に症状がなくても胎児にのみ症状が現れることもあります。なので、普段から利用している病院や産婦人科での検査も忘れないようにしてください。症状がある時だけでなく、目立った症状がない時でも受診🏥することが重要です。

🔎交通事故による胎児への栄養や症状&対処法

切迫流産・切迫早産

  • 出血や下腹部の痛みが現れたらすぐに病院へ受診する

  • 診断次第では投薬治療や入院が必要な場合もある

子宮破裂

  • 子宮が破裂すると激しい激痛を伴う

  • 病院にてすぐに帝王切開をし出産を行う必要がある

胎盤早期剥離

  • 胎児への血液や酸素の提供が止まってしまう

  • 病院にてすぐに帝王切開をし出産を行う必要がある

胎児母体間輸血症候群

  • 胎児が貧血を引き起こすリスクが高まる

  • 胎動の有無や心拍のチェック、血液検査が必要

胎児の外傷

  • 骨折や頭蓋内出血などの外傷がある場合がある

  • エコー検査を通して胎児に外相がないか確認する