赤ちゃんの頭蓋骨は、大人と違いまだ柔らかいため形が変わりゆがみが出てしまうことがあります。この頭のゆがみは、時間が経つと自然に治ることがある一方、ゆがんだまま成長してしまったり他の問題につながるケースもあります。そんな事前に対策が必要な、赤ちゃんの頭のゆがみについて詳しく説明していきます☝🏻
赤ちゃんの頭のゆがみ
🤔なぜ頭にゆがみが出るの?
赤ちゃんの頭は、お産の際に産道をスムーズに通ってこれるよう柔らかい状態で生まれてきます。生まれた後も、生後6ヶ月頃までは柔らかい状態なため、ゆがみが出やすくなっています。歪みの原因となるのは、赤ちゃんは寝ている💤時間が多いため、寝る時の姿勢によって頭に圧力がかかってしまいゆがみが出るケースが多いです。また、お産の際に産道に挟まったり吸引カップなどで引っ張られたことが原因となり、頭が伸びた形になってしまうこともあります。その他にも、逆子だと外圧を受けて頭にゆがみが出ることがあり、双子の場合はお腹の中の空間が足りずに頭がゆがんでしまうこともあります。赤ちゃんの頭の形は、生後6ヶ月を過ぎると頭は少しずつ硬くなっていき1歳頃には形👶🏻がほとんど決まるでしょう。
🤔頭のゆがみを放置するとどうなる
赤ちゃんの成長と共に頭のゆがみが自然と良くなることも多いですが、大きなリスクを伴うこともあります。具体的には次のようなリスクが考えられます💭
👉🏻ゆがみがあるまま成長する
頭のゆがみは、頭や顔が大きく見えたりするなど顔の印象を左右する要因でもあります。
👉🏻脳の発達に影響を及ぼす
赤ちゃんの脳は、生まれてから約6ヶ月の間にほぼ2倍のサイズに成長し、赤ちゃん頭蓋骨はその成長に合わせて伸びていきます。ですが頭のゆがみがひどい場合、そういった脳🧠の成長を阻害する可能性があります。
頭のゆがみの予防と対処法
🏷️赤ちゃんの頭のゆがみを予防しよう!
赤ちゃんの頭のゆがみは、寝る時の向き癖が原因であるケースがほとんどです。なので、毎日の生活で事前に予防することが大切です。仰向けで寝る時間⏰を減らし向き癖がつかないようにするだけで、赤ちゃんの後頭部が平らになる「絶壁」を防ぐことができます。また、うつ伏せをしたり寝方を横向きに変えてあげるのも一つの方法です。また、普段から赤ちゃんにたくさん声をかけ🗣️、色んな方向を向くように促すことも向き癖予防になります。
🏷️頭にゆがみができてしまったら?
赤ちゃんの頭蓋骨は、成長と共に硬くなっていき、1歳頃にはある程度形が決まります。なので、頭のゆがみの矯正は、頭がまだ柔らかいうちにする方がより効果的です。また、1歳を過ぎると赤ちゃんの成長速度も緩やかになることから治療効果も減少📉します。ゆがみが出ても問題ないと思う方もいるかもしれませんが、赤ちゃんの頭のゆがみが向き癖によるものではなく何らかの病気が原因である可能性もあります。なので、頭のゆがみが気になる場合は、自己判断せずに専門医🧑🏻⚕️に相談するようにしましょう。