妊娠すると、妊娠前より食事にも気を配るようになります。食べたものがそのまま赤ちゃんにも伝わるので、食材から調理法に至るまで気をつかう妊婦さんも多いでしょう。そんな妊婦さんが予め知っておきたい、妊娠時期別おすすめの栄養素をご紹介したいと思います🤲🏻
妊娠初期におすすめの栄養素
🌿つわりの症状を改善する「葉酸」
妊娠初期には、胎児の脳🧠や心臓などの臓器が作られる時期なので、ビタミンB群の水溶性ビタミンである葉酸を摂取する必要があります。十分な葉酸を摂らないと、脳や神経管に先天異常が発症するリスクが高くなることもあります。なので、妊娠前の妊活時期から妊娠して3ヶ月ころまでは、葉酸の摂取を心がけるようにしましょう。1日の摂取推奨量は、18歳以上の女性だと240㎍ですが、妊婦さんの場合は通常の2倍✌🏻である480㎍の葉酸摂取が必要になります。妊婦さん向けのサプリメントで葉酸を摂るのも方法の一つですが、食事でも葉酸が豊富な食材を積極的に取り入れるようにしましょう。
👉🏻葉酸が豊富な食材
- 緑黄色野菜(ほうれん草、ブロッコリーなど)
- 果物
- 納豆
- レバー
妊娠中期におすすめの栄養素
1️⃣カルシウム
妊娠中期は、胎児の骨や歯が形成される時期となり、カルシウム🥛の摂取が必要となります。通常より多く摂取する必要まではないですが、一般的に日本人はカルシウムが不足しがちなため、1日の推奨量である650mgのカルシウムをしっかりと摂るよう心がけましょう。
👉🏻カルシウムが豊富な食材
- 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
- 豆腐
2️⃣鉄分
妊娠中には、赤ちゃんに母体の鉄分が運ばれるため体内が鉄分不足になり、それが原因で貧血になりやすい傾向にあります。また妊娠後期には、出産に備えて血液🩸の量が増えるため、多くの鉄分が必要になります。なので鉄分が豊富に含まれた食材を意識して摂るようにしましょう。
👉🏻鉄分が豊富な食材
- 肉類(豚肉、牛肉、鶏肉など)
- 青魚(サバなど)
- 貝類(カキ、アサリなど)
- ほうれん草
妊娠後期におすすめの栄養素
妊娠後期になっても胎児の脳は成長し続けるので、脳の発達をサポートするたんぱく質やビタミン🍋を摂取するようにしましょう。また、塩分を過度に摂取するとむくみや妊娠中毒症などの原因となるので、味付けはできるだけ薄くすることをおすすめします。また妊娠後期になると、大きくなった子宮によって消化不良や便秘になることも多いので、普段からバナナやカボチャ、サツマイモ🍠など食物繊維の豊富な食材を摂取すると良いですよ。
👉🏻妊娠後期におすすめの豊富な食材
- 豆腐
- もやし
- 果物
- ほうれん草